気を楽にしろ、粗忽屋

気を楽にしろ、粗忽屋

オタク趣味を楽しくインテリアにしたい工作初心者の、100均リメイク・ミニチュア・雑貨工作etc。ワンピース フィギュアのお洒落なディスプレイを探求すれど道は険し…

ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その7

第7回、「ケース扉にモールディング装飾を作りつける」の巻。
 

モールディングを作りながら、諸葛孔明との「年の差婚」の可能性を検討したんですが、あの人 西暦181年の生まれだから、ざっと1803年くらいの年齢差?
いいなぁ~…孔明の奥さんかぁ…。
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現場でセリフのおさらいをする天才軍師。

 

ケース扉にモールディング装飾を作りつける

材料を切る
前回記事の「モールディング・コンペ」(出点数2個)の優勝者、「半丸棒」と「100均木材」で作りますよ。

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ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その6 - 気を楽にしろ、粗忽屋


最初に作った「扉のフレーム(下画像)」の上に乗せて寸法を合わせ、材料を切ります。

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半丸棒がフレーム上の外周、「ミゾつき板」は内周になるので、長さに注意して…
…切りはじめたら……アレッ!?

またまたまた!「ヒューストン、問題発生!

端っこの処理、どーしたらいいの!?
今度こそ、「額ぶちづくり」から逃れられない
扉の基礎フレームのときは、
「二重構造の両面を張り合わる」作戦で「額縁づくり」から逃れましたが、今回は木材同士を重ね合わせることが絶対に不可能!

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避けまくってきた「額縁づくり」…。
どーしてもやらねばならない運命だったのか…。
(とにかく「バイアス処理」が怖いんです…!)

つまようじで100均ミニチュア家具を装飾したときは、何も考えずに正方形に置いただけでOKだったのにぃー!

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孔明の罠、恐るべし…(違います)。

あれは小さかったから、気にならなかっただけだったんだね…。
直径1センチの半丸棒で同じやり方をしたら、ものすごく目立ってカッコ悪いもんね…。
ううう、額縁づくりなんて、ちゃんとできないよう・・・。 
額縁の前に、半丸棒を寸法どおり切り、塗装しておく
「モールディング・コンペ」(←これで押し切るらしい)で露呈した通り、今回の「半丸棒」は材木の質が大変よくないので、塗料がとても定着しづらい。
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オイルステインならもっと染み込みそうですが、あまり染み込まれすぎても困るタバサは、水性ステイン愛用者。

他の木材よりも乾燥時間を長くとれば定着が進み、他との色の差が抑えられるのではと期待して、最初にこの半丸棒だけ、塗装しておきます。

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色は、これまたコンペの優勝者、「ダークブラウンさん」です。

 

額縁づくりをやる前に、「モールディング加工」をしておく

どーしても回避できないならチャレンジするわよ、「額縁づくり」。

その前に、木材にモールディングの「溝彫り加工」をしちゃいましょう。
溝の加工方法
まず予定通り、「扉の基礎フレーム上の内周」に木材を合わせて普通にカット。
端から2ミリくらい(←相変わらずテキトー)のところにノコギリの歯をあて、水平にギコギコして溝をつける。
最悪な仕上がりになったよ!
映画観ながらやったり、人と話しながらやったり、「ながら」作業のせいもあるけど、生来の不器用さが炸裂しました。

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ノコギリやりすぎて貫通しかけたり(画像右上)。

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泥道を行く自転車の轍(わだち)のような、ヨロヨロぶり。(まっすぐ溝がつけられない)

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これじゃ前回のモールディング・コンペ(←)で競った「彫刻刀」の仕上がりと変わらないじゃんかー!

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サンドペーパーで溝の形を整えてみましたが、「へんなとこで割った割りばし」みたいな仕上がりになっちゃった・・・。

前回記事の試作品とずいぶん違う様相になってるけど、大丈夫か!?

泣く泣くモールディングの「額縁づくり」をやる

「額縁づくり」の手順と、半丸棒との闘い
  1. 扉の基礎フレームの四隅に、内角と外角を結ぶ線をひく(ガイドライン)。
  2. モールディングの素材の両端を、その線にそってカットする。
  3. ボンドで基礎フレームに貼り付ける
っていう、手順はタバサでも考えつくんだよ!
でも、根性と技術力がないのよー!

と、泣いてばかりいると孔明に笑われるので(←)、涙を拭いて、おしやるぞー。

まず、外側の半丸棒をナナメにカット。

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扉の基礎フレームにエンピツでひいたガイドラインに合わせ、棒に印をつけ、ナナメに切ります。
棒が曲線なので、印をつけるのが通常の倍メンドーでやりにくかった…)

角は4つ、4本の木材の両端なので、計8カ所…!(ゼェゼェ)

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完了したら、木工ボンドでべったり、フレーム上の「外周側」に貼り付けます。
やっぱりズレた! 隙間があいちゃった!

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精密作業の苦手なタバサがテキトーにやればこーなるだろうなと思いましたが、案の定、せーだいに隙間が空きました。 ↓

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(でもね、ピッタリ合ってるところもあるんだよ!!)↓

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しかし、ごまかすアイデアにかけては磯野カツオに負けないタバサ。

すき間が空いたところは、手持ちの「100均の石粉粘土」をパテのかわりに詰め込んで、表面を左右と合わせてならしました。
(使いかけの石粉粘土が机の引き出しに入ってた)

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めっちゃ目立ってるけど、このモールディングは塗装するし、石粉粘土は塗料を吸収しやすいはずなので、まぁなんとかなるでしょ。
「溝をつけた木材」を額縁づくりにする
半丸棒と同様、「ノコギリで溝をつけた100均木材」を、寸法にあわせてナナメに切ります。

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↓ ↓ ↓ 接着前に、乗っけてみたところ。

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↑ 乗せただけなので、ところどころ浮いてるけれど、うまくいきそうです。

問題なさそうなので、木工ボンドでべったり接着。

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ノコギリかけすぎて貫通した部分も、貼り付たらまったくわからなくなりました♪

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ノコギリで溝をつけるほかに、最初から別々の木材(太い棒・細い棒)で作る方法もあったなと思ったけれど、それじゃタメなのー。

理由:基礎フレームの部分をグラウンドフロアとするなら、溝の木材は2F、溝部分は1F、そして半丸棒が3Fという、4段階構想なので、別々の木材でやるなら、直径1ミリの正角材をはさまねばならず、でもその気が起きなかったのよね…。
(極力、100均木材で済ませたかったのもある)

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↑ タバサにしては、ピチッと合ってるほうです!

画像の左上の角のところ;
最初に作った「扉の基礎フレーム部分(一番下の細く見えてる層)」は、「額縁づくり」を回避したためにつなぎ目の線の向きが違って目立ちますが、面積が狭いし一番奥なので、なに、塗りゃあわかんねぇよ、塗りゃあ!(結局ソレ…)
 
というわけで、次回、「ディスプレイケースの扉と本体枠を塗る」に続きまする。
 
◆今回のBGM(バックグラウンドムービー):SUPER NATURAL シーズン7~8

「悪魔祓い兄弟」シリーズ、amazonプライムで無料配信なので、つけっ放しで愛聴中。
スーパーナチュラル、シーズン9までプライム無料対象。
この兄弟のおかげで、たびたび画面に釘づけになりモールディングの溝がさらにヨロヨロになった

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サミュエルは前髪あった頃がベストだと思いませんかー!?

 

ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その6

第6回、「ケース扉のモールディング・コンペティション」の巻。

ケース扉の製作 ~モールディング装飾を考える~

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私は「桐材に塗装+ワックス」した木肌の質感が好きなので、扉のフレームは装飾なし・全面フラットで木肌の美しさ強調したいと考えていました。

しかし、やっているうちに、
「曲線と段差の装飾(モールディング)をやってみたい、できれば金色モチーフも盛り込みたい」思いが強まり、この際チャレンジしてみることにしましたよ。
どこに売ってるの!? モールディング!
昔、まだ恐竜がその辺を歩いてる頃、タバサが読んだカントリー雑誌の広告に「モールディング」の宣伝がバンバン出ていたので、大型DIY店に行けば絶対あると思っておりましたの、モールディング。

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ところが今回、ケイヨーD2とユニディの大型店(タバサ村では村一番の大型店)をハシゴして、担当の店員に「モールディングどこですか?」と尋ねても、「ナニソレ?オイシイの?」という反応。
えぇぇぇぇ~…!?

わかったよ…いいよ、自分で作るよ…。(秘技「見様見真似」)
試作品で比較検討する(社内コンペ開催)
憧れの「曲線素材で作るモールディング」。

ちょっと前に「100均ミニチュア家具リメイク」で「つまようじ」を使ってちょっとやってみたけど(↓)、今回は実用品だしサイズもずっと大きい。

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失敗するとダメージが大きいので、ズボラなタバサも真面目にテスト品を用意いたしましたの。(エライぞ!)
2個作ってもうメンドーになり、やめましたけれど。(全然エラくないぞ!)
(コンペっていわないだろ、それ)

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これらを比較して
  • 「曲線モールティング」に使う素材(竹ひご or 半丸棒)
  • 「段差(溝)のモールディング」の方法(彫刻刀 or ノコギリ)
  • 塗装する色(オーク or ダークブラウン)
以上3点を決めたいと思いますの。
 
因みに、モールディングの構造はなんとなく思いついたままにやってしまったので、本当にテキトー
いいんです、テキトーでどこまで行けるか、試してみましょう!

 

竹ひご vs 半丸棒

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↑ 左:竹ひご使用。 右:丸棒を使用。

「曲線モールティング」、最初に考えたのは「太い竹ひご(4ミリ)」。
(100均での最太サイズは、ダイソーよりセリアのほうが1ミリ太かった)

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しかし、塗料のノリが非常に悪く、塗装して乾燥後、ワックスを塗っただけで簡単にハゲてしまう。
多少はしょうがないけど、あまりにも定着しないので、断念。

対する「半丸棒」、ホームセンターにあった一番小さなサイズがコレ↓だった。

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本当は、もう少し小さい方が全体のバランスがよかったんだけど、しかたない。
直径10ミリ、90センチ1本=76円。

結果半丸棒の勝ち

ただし、無垢材ではなく合成材←どうも無垢材ぽいけど名称表記がないくらいにどうでもよい木材?らしく、こいつも塗料の染み込みがあまりよくない。

このため、他の材料よりも1日以上先に塗装して、ワックスまでの日数を他より長く置けば、色の差がでにくくなる…
といいなぁ!と思ったので、先塗り作戦でやってみます。
(このため、塗装の色もこの時点で決めなければならなくなった) 
彫刻刀 vs ノコギリ

モールディングのあの溝って、どうやって作ればいいんだろー?とずっと疑問だったけど、調べてしまうと残念なので、この機会に自分で試行錯誤してみたよ。


まずは、丸&角の彫刻刀でゴリゴリ掘って彫ってみた。↓
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↑ わかるかな? 画面左のほう。
 田舎の泥道をヨロヨロと自転車が通った跡のような…

こちらはノコギリ。↓

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ノコギリを水平に使って木をカットしてるときに、偶然キレイに溝がついたので、「おお!これは使える!」と一躍候補に躍り出ました。

ただ、短い木材は簡単に美しい溝が彫れますが、長くなるとノコギリの位置がズレやすく、難易度が上がります。

それでも自転車の轍(わだち)よりはマシなので、
 
結果ノコギリの勝ち
 
でも、「溝のモールディング」の正統な作り方はいまだに不明だけどね…。
こうなったら、一生調べないで考え続けたいと思います。
(無駄なところにエネルギー) 
オーク vs ダークブラウン
 塗装はモチロンいつもの「アトム ハウスペイント 水性ステイン」。f:id:Tranquilo:20170629230037j:plain

優勝候補のダークブラウンさん。

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普段あまり使わない、オークも使ってみた。

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 困ったことに、オークのほうが美しく見えませんか…?

これには本当に困ったし、悩んだ。
 
金色(100均の真鍮シールをテスト使用)との相性も、もしかしてオークのほうがいいかもしれない…。
しかし……。

結局、
「オーク=アメリカ東海岸アイビーリーグ
「ダークブラウン=ケンブリッジ、オックスフォード、ホグワーツ
という、タバサ内の(偏った)イメージに従いダークブラウン」に決定。

今回の作業BGM

おススメ!【音楽療法】作業用BGM⓶ 二胡演奏 勉強,睡眠促進、座禅、瞑想、うつ、ランニング - YouTube

ここ数日の「蒸し蒸し天気」を過ごしやすくしてくれました。
鳥のさえずりと胡弓とアンビエントサウンドが延々続き、癒されます。

f:id:Tranquilo:20170629222905j:plain三顧の礼シーン。

コレを聞いていると、中国大河ドラマ「Three Kingdom~三国志~」の諸葛孔明臥龍庵のしっとりとした美しさが蘇ってきます。(音楽とドラマは無関係ですが)

あの孔明は、実にイケメンで涼やかな軍師殿でした。
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今のようなムシムシする時期にゼヒ会いたい、一服の清涼剤のような人です。

洋風も大好きだけれど、こういうのはアジアでなければ感じられない美だなぁとしみじみ。

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↑ 撮影当時、ヘビースモーカーだったらしい孔明さん。

衣装も小道具も役者も物語も本当によくできていて、面白かったなー、あのドラマ。

 

次回、「ケース扉をモールディングで装飾する」へ続きまする。

ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その5

扉の製作~基本の枠組みを作る~

100均ダイソーの工作材料、角棒910×3×24mm【二本組】で作ります。
枠の太さについて
極力、ガラス部分(プラ板で代用)の面積を広くしたかったので、「細い木材」で作るか悩みましたが、結果的にこの太さにして正解だったようです。
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ダイソーには、この24mm幅のちょうど半分12mm幅で、厚さがもう少し厚い「角棒」もあるので、そちらのほうが透明部分が増えるじゃん…と迷ったのですが、「最後にプラ板を裏から貼る」とき、フレームとプラ板の接着部分が少なすぎることが心配になり、広めの24mm幅に決定。
寸法どおりにカットして、貼り合わせ…。!? また想定外の事態!
前回で組み立てた本体部分の大きさに合わせて、3ミリの薄っぺらな柔らかい板を切る。
そして接着するだ…け…。……?
…アレッ!?

またもや、「ヒューストン、問題発生!

「厚さ3ミリ」の板の切り口同士を突き合わせて接着させても、すぐとれちゃうよ!

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これってまさか…
ナナメにカットして、角っこで貼り合わせなくちゃいけないとか…!?
い、いわゆる「額縁式」…?
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いやだーーッ

額縁式はゼッタイやりたくないよ~っ!!

 

だって
「8カ所をナナメにカットして、ピッタリ貼り合わせる」とか、タバサにできるわけないじゃん…。

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どうしよう…。
重ね貼りすることで、なんとか「額縁づくり」を回避する
カットした100均木材を青ざめつつ眺めていたら、単純なことに気がついた。

なんだ、表と裏で貼り合わせればいいんだ。

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予定では、3ミリ厚の板を一枚だけ使うつもりだったけど、二枚貼り合わせることにして、表面と裏面で組み方の長短を変えれば互い違いになるから、むしろ強度も増してちょうどよくなる!

この貼り合わせる3ミリ板の間に、プラ板をはさめば完璧になるんだけど、ここでプラ板を挟むとその後の扉の加工のあいだ養生したり、作業がやりにくくなったりするので、迷ったけどやっぱりプラ板は最後に貼ることにしました。

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↑ これを木工ボンドで、裏表ベッタリ貼り合わせます。

 

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↑ あと一枚、手前(画像下側)にはめ込んで接着すれば完成するところ。

これで期せずして、扉の基礎フレーム3ミリ厚の予定が6ミリ厚になり、強度が二倍に。 

今回の作業BGM:Klazz Brothers & Cuba Percussion / Classic Meets Cuba 1&2

 

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キューバ音楽とクラシック音楽の融合。
とにかく心地よくかっこよく、作業BGMでもヘビロテ。
トム・クルーズジェイミー・フォックスの映画「コラテラル」挿入の「AirG線上のアリアからハマりました。

 


LAの美しい夜景も、見どころのひとつ。(音楽は0:29~)

次回、「ディスプレイケース扉のモールディング方法を検討する」につづきまする。

ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その4

第4回め、「左右と天板、底板を組み立てる」の巻。

組み立てる前に、「バラバラ状態の方がやりやすいこと」を済ませておく

パーツにヤスリ掛けをする
塗装は組み立ててからですが、その下地準備のヤスリ掛けは今やっちゃいます。

塗装だけならバラバラの方が塗りやすいけれど、タバサは組んでから塗る派です。
「色塗り→ヤスリ→ワックス」を一気にやってしまいたいのと、「塗った色の微調整」は組みあがってないとやりにくいからです。
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それぞれの表、裏、側面、すべてをやるので面積は広いけれど、木材が柔らかいので簡単作業。

木肌にあわせ、荒れ気味なら100番から、そうでもないなら180番や240番でスタートし、360番くらいで十分スベスベに。
1000番で仕上げると、もはや木ではなくアラバスタ石かなにかのような超絶スベスベになりますが、ここまでやるとタバサ的にはやりすぎ(触り心地は気持ちいいけど)。

やりすぎると塗料が思ったように染み込まない気がしますし、塗装後・ワックス後もそれぞれヤスリで調整をかけるので、ここで削りすぎるのは望ましくない。
(桐は柔らかいのでつい削りすぎる)。

あと、ゲホゲホ咳しながらやってたけど、マスクすればよかったっス…

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↑このへんとか、うまく剥がせなかった横棒の跡が目立ちますが、なぁに、塗りゃわかんねぇよ、塗りゃあ!(またそれかよ)
プラ板(ガラスの代用)のサイズ合わせをしておく
プラ板は一番最後に貼りますが、寸法どりはバラバラ状態のほうが圧倒的にやりやすいので、今のうちにやっておく。

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  •  今回使用した「サンデーPET」には、表と裏にビニールの保護膜がくっついているので、板の表面に油性ペンでガンガン書き込みました。
    もし、保護膜がついていないプラ板を使う場合は、ラップかマステを貼って書き込むと便利かも。

  • しまった、左右の横棒の位置がズレてた…
    スノコを分解して再構築したときのズレが発覚。

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    キッチリ工作ができる人なら、「左右のプラ板のサイズは同じ」ハズなので、側板部分の計測は1度で済みますが、タバサにかかると「左右の横棒の位置は同じ」にしたつもりがミリ単位でズレていたので、左右の各ブロック全部を測ってプラ板をカットする羽目に。

  • ちなみに、「天板の手前と奥」「側板の左右」は、板に特徴があったので識別が容易でした。
    わからなくなりそうな場合は、組むまで印をつけておくことをお勧めします。

  • いけね、天板の両端の小さなブロックの採寸まちがえた…

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    天板(二つ上の画像の左端)は側板に乗せるので、側板ぶんの幅は引いておくべきだった…。
    ・・・まぁいいや、後でハサミでチョキンと切って調整しよう…。

釘と木工ボンドで枠組みにする

16mmの「こびょう」を用意

スノコの再構築のときに使ったコビョウは13mm。
今度はもう少し深く打ちたいので16mm。

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本当はもっと長い釘でしっかり留めたい気もしますが、すのこ板の厚みがそんなにないので、長い釘で射角がズレて途中で突き破ってコンニチワ!になるのは避けたいがために、ほどほどの長さです。

吊り下げたり持ち運んだりしないので、まあ大丈夫でしょう。

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そして、最も目立つ「天板の打ち込み」は、すのこ組みなおしにも登場した「装飾用の金色釘」にお願いします。
組みかたについて

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  • 底板
    縦にかかる力の方向に対抗するよう、底板は横から固定します。

  • 天板
    完成後、ディスプレイケースの上に物を置く可能性が大なので、上からのベクトルに耐えやすくするよう、「側板に乗っける」ように組みます。

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できたところ。


今回の作業BGMGODIEGO GREAT BEST Vol.1 Japanese version
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amazonプライムのプレイリストに銀河鉄道999が入ってて、そこから誘導された。

いいなあ!ゴダイゴ!耳に優しい!
「ハピネス」いいなあ…。

あっ、amazonプライムの宣伝みたいになってるけど、回し者じゃないから!
アフィリエイトもないから!
画像クリックしても大丈夫ですよー!(←“返事がない、ただの画像のようだ”)
 
次回、「コレクションケースの扉を作る」へ続きまする。

ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その3

第三回目、「すのこを加工する(側板・天板)」の巻。

「タテ方向に半分に切れば出来上がり!」のはずが・・・

行き当たりばったりなタバサですが、「底板・側板・棚板(水切りラック)・天板の幅は同じでなければいけない」ことくらいはわかります。

そこで、ステンレスの水切りラック(棚板)を定規がわりにあててみて、結果、
スノコは半分に切れば、棚板と同じ幅になる」ことがわかったので、大喜びでノコギリで半分に切りました(すのこも桐材で柔らかいため、ラクラク)。

ところが、ここでヒューストン、問題発生
確かに寸法としては間違っていないけれど、切った板の片方は、すのこの「横に渡してある棒」部分しかない!
(↓ 下図参照)

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えーん、どうしよー。
とっさに浮かんだゴマカシ案

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  • 「棒が飛び出した方を、奥板側に向けて誤魔化そうよ、姉さん」
    奥板と接着するときに、接着面が幅1センチの棒3本しかないってありえないでしょ!

  • 「とびだした棒部分は切り落として、奥行きは狭くしちゃえばいいよ、姉さん」
    棚板はステンレスだから、加工できないよー!
    オープンラックなら棚板が多少飛び出してもいいけど、扉をつけるから側板より飛び出すのはNG!
どーすんだよ!
どうしようもないので、すのこの幅を組み替える…

ヒューストン(カツオ)も解決策を提示できなかったため、やむをえないが…。

これだけはしたくなかった・・・。
(うう、めんどうくさいよう…)

スノコの裏にわたしてある細い棒をはがして、一度バラバラにし、棚板と同じ幅になるように板と板の間隔を少し広げて、再度接着するしかない…。

すのこの解体と再接着の方法

解体作業
  1. 「裏の細い棒」に平彫刻刀やマイナスドライバーを少しずつさしこみ、テコの原理で剥がしていきます。

  2. ある程度ゆるむと、板を垂直にひっぱることですぽん!ととれてくれたりもしますが、なかなか剥がれないのはしつこくマイナスドライバーで剥がさねばならず、板がボロボロに…。
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    柔らかい桐材の利点が、裏目に出た瞬間です…。
    上の画像は、ヤスリをかけてダメージを最大限ごまかした状態。

  3. すのこの横棒は、接着剤と金属の細い針(ホッチキスの直線版)で接着されているので、出て来た針は必ず取り除きます
    ペンチでつまんで垂直にひっぱると、簡単に抜けます。
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    ※ 針は再利用しようとがんばるよりも、潔く捨て、接着後にこびょうでも打ち込むほうがラクです。(←無駄にがんばった人の証言
すのこ再接着のポイント
  • キレイに剥がせなかった場合、ささくれが危ないので、目の粗いサンドペーパー(荒い方がササクレは一気に片付く)でなめらかにしておきます。
    (再接着する場合もしない場合も!)
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    木が柔らかいので、これも簡単にならせ(均せ)ます。

  • 基準となる幅のもの(底板や棚板)をあてて、同じ幅になるようにスノコを再接着する。
    木工用ボンド使用。

  • 側板にする「すのこ」は、棚受けになる横棒が同じ位置になるよう気をつける。
    棚板をわたしたとき、左右で高さが違ってしまいます。

  • はがした木の棒(横棒)の接着面がボロボロになったときは、ひっくり返して再接着するか、別の木材を使用する。

    接着面がガタガタだと、横棒と板の間にすき間ができて接着が弱くなる心配があるので。
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    ↑ 剥がしたサイドは痛々しい見た目だけど、ひっくりかえして使った接着面側はフラットでキレイ。
    この程度の損傷なら、棚板はのせられるので再利用した。

    タバサは剥がしたうち、2本がバキバキに割れたり、派手にデコボコになったりしたので、別の木材と交換しました。
    (「何に使うかわからないけどとりあえず買っておいた棒」がここで大活躍)

  • 天板の横棒を一本撤去する
    ここまで来たらついでなので、天板にする「すのこ」のカスタマイズ。

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    ↑ なるべく光を入れたいので、3本あった横棒を一本撤去して、残り2本を両端ギリギリにつけなおした。(ケガの功名?)
つけなおした横棒を、釘などで補強する

木工ボンドだけでもいける気もしますが、元々の造りで「ホッチキス針」が入っていたので、念のため金属を打ち込みます。

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普通の釘では長すぎるので、手持ちの「小びょう」と「装飾用釘」を使いました。
外側と内側から一本ずつ打ち込み。
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わかりにくい~ごめんなさい~。
外側からは「金色釘」を、内側から打ち込むほうには「こびょう」を使用。

やれやれ、想定外なぶん余計に負担感が…。
まー、なんとかなったから…。
光を取り込むスペースも広くなったし…。

気を取り直しましょ。

今回の作業BGM(バックグラウンドムービー)SUPER NATURAL シーズン5&6

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大昔にシーズン4で中断してた。
amazonプライムで無料なのでかけっ放しにして作業したけど、やっぱりウィンチェスター兄弟はアホでかわいい。

次回は、これらのスノコを組みたてまする。つづく。

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ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その2

第二回目。

ケースの中に、「しっかり頑丈で、光を通す棚」を「簡単に」作りたいので、100均で作るコレクションケースの鉄板・「フォトフレーム」が使えないこと、今回の自作ケースの条件などが、前回までのお話。

メイン部分のおもな材料

今回のケースの「肝」はガラス瓶の重量に耐えられる「頑丈な棚」なので、まず棚の材料を、ダイソーをウロウロして探しました。
(うちからはダイソーのほうが、セリアよりちょびっと近いからというだけの理由)

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100均ダイソーの「水切りスタンド」
棚板にします。ステンレス製。
これなら「頑丈」だし、「光も通す」ので、条件にピッタリ!
「寸法加工が絶対できない」素材なので、この棚板のサイズを基準に他を決めていくことになりました。

タバサの中学の同級生で家業が製鉄所の子がいましたが、もうほんとにね、おうちが製鉄所とかガラス工房の人って実に羨ましい…(タバサ内“貴族”)。
100均ダイソーのすのこ (45×20)
本体部分の側板・天板にします。
フォトフレームのかわりに、100均素材で作る棚の帝王・「すのこ」を使うことに。

板の幅が太くなると、そのぶん光が入らなくなると思い、一番小さなサイズで。

すのこで作る棚は何気で頑丈らしいので、すのこの「横に渡してある木の棒(横棒)」を、そのまま棚受けに使うつもりでした。
……つもりでした…!
100均ダイソーの木材

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  1. 角棒910×3×24mm(二本組)
    画像の上のほうのやつ。3ミリなのでうすっぺら。扉のフレーム用。
  2. 角棒910×5×12mm
    画像の下のほうのやつ。
    「よくわからんけど、使うことがあるかもしれない」ので買いました(タバサ工作あるある)が、結果的に買っておいてよかった…。
  3. 板材400×6×120mm(一つ上の画像、“ステンレス水切り”の左のやつ)
    底板にします。
こうしたダイソー木材のありがたいところは、「桐」という点です。
加工しやすく、施した加工(ヤスリかけや塗装)によく反応してくれるので、大好きな素材です。

柔らかすぎるのは短所にもなりますが、まぁ長所と短所はコインの表裏ということで。
透明な板

扉の全面、そして側板と天板の「すのこのすき間」空間を、これでカバーします。
(瓶やフィギュアのホコリをいちいち掃除する手間をはぶきたい)

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プラ板でもアクリル板でもOK。
100均の巨大なフォトフレーム(A3とか)のプラ板のサイズで足りるならば、それでもOK。

タバサの手元には以前にホームセンターで買った透明な板(プラ板?アクリル板?)があったので、それを流用しました。

◆「アクリサンデーPET」
商品説明書には「ペットボトルと親戚の樹脂です」とあります。

ハサミで加工しやすい「0.5~1.0」ミリ厚と、専用カッターが必要になる「1.5~3.0」ミリ厚の2カテゴリー。
もちろんタバサは、最も加工しやすい「0.5ミリ厚」!
 
パタパタあおぐように動かすと、ペコンペコン容易にたわむ柔らかさなので、サイズがあれば100均のプラ板で十分よいと思います。
奥板にする素材(未決)
これがねぇ…。
厚紙でいいかな~と…思うのですよ…。
むかーし買ったきり放置してしまい、変色したイラストボード(超固い)でいいかな…って…。

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いや、安定性とか考えたら、ベニヤ板でもいいから板を使うほうがいいとは思うのです!
しかし、いかんせんアレなんですよ…、
……切る作業がメンドクサイ…タイヘン…。(←ほんと工作むいてないよ、この人)
 
とか言って、作ってるうちにテンション変わってきたら、板を買って切るかもしれませんが、今はちょっとまだ未定です。
 
次も長くなりそうなので、いったんここで箸を置き、次回「すのこの加工」へつづく。
 

ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する

ガラス瓶が増えてきて、倒したり落としたり、蹴とばして大騒音になったり、そろそろ整理しなければならないので、ガラス瓶、そしてフィギュアも飾れるケースを作ろうと思います。

https://www.instagram.com/p/BUDmVWMBWMY/

蚤の市戦利品

100均素材で作るディスプレイケースというと、「100均セリアのフォトフレームを使ったディスプレイケース」が鉄板かと思われますが、残念ながら今回作成するディスプレイケースは、使いたくても100均のフォトフレームが使えません

替わりに、他の100均素材を使いたいと思います。

鉄板の「100均フォトフレーム」が使えない理由

大きな理由は二つあり、以下のとおり。
理由その1:「とっても頑丈な棚」が必要だから。

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ガラス瓶を収納するので、相当な重量に耐えられる棚が必要ですが、「フォトフレームで作るケース」内に、そんな「しっかり頑丈な棚」を作るのは面倒くさい…。(ズボラ真骨頂)

そこで、もっと簡単に強度が出せる、別の100均素材を使うことにしました。
 (ステイサムは100均にありません)
 

理由その2:奥行きは狭いが正面の面積が広いため、フォトフレームでは間に合わない

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フォトフレームを二つ用意し、一辺ずつ切り落として接着すれば大きなサイズも作成可能ですが、扉フレームの真ん中で接ぎ木はしたくなかった。

今回自作するケースの作成条件

頑丈な棚を、簡単に作ること

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ガラス瓶を収納するので、万が一にも棚が落ちたり、棚板が破損することのない造りが必須。
奥行きは狭くするが、高さと幅はある程度必要。

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ガラス瓶やフィギュアを飾るので、あまり奥行きがあっては困る。
しかし、瓶の数は結構あるので、奥行きがない分、幅や高さがある程度は必要になる。
扉をつけなくてはならない

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↑こういう、オープンラック式もいいな~と思いましたが(ラク!)、ガラス瓶が飛び出していちいち転げると困るので、扉が必要になりました。 
ディスプレイケースの中は、なるべく光が入るようにしたい
理想は、正面扉、左右側板、天板がガラス張り(=プラ板張り)。

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光がたくさん入った方が、ガラス瓶もフィギュアもよく見えるし、開放感があります。

https://www.instagram.com/p/BUDhk7FBMKO/

↑ 今年の蚤の市の戦利品。

しかし、フォトフレームは上記の理由で使えないので、別の100均素材でなるべくこの条件のクリアを目ざします。
「棚板」も、できるだけ、「光を通す」構造にする。

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ガラス瓶をたくさん乗せても耐えられる「強度」と、ケース内を暗くしないように「光を通しやすい」造り、この2点が、棚板に求められています。
アンティーク調な雰囲気のディスプレイケースにしたい
クラシカルというかアンティーク調というかなんと申しますか要するに「ホグワーツっぽく」してみたい…!

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(できるなら!理想!希望!)
なるべく100均素材を使う
"扉部分の「大きなプラ板」など、100均にないものもあるけれど、極力、できる限り、100均で入手できる素材で作る!

 自分の身の丈にあった製作品を、ということもありますが、高価なケースを作ってしまうと、部屋の条件変更や飽きたりして使わなくなったときに悲しくなるから。

 

 

なるべく簡単に作れるようにする

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◆加工しやすい素材で!
◆最もラクな方法で!
「木 + 金色(真鍮)」のモチーフを入れたい

https://www.instagram.com/p/BUJpPH8hpip/

上の画像は、5月の「東京蚤の市」でGETした「時計の振り子」。
このような「木と金色」の組み合わせいいな~としみじみ思っていたので、いま作るならそれを取り入れたいな~、と。
(こんなに美しくできないけれど)

というわけで、こういう棚を作ることにしました。

設計図の類は絶対作れない(性格・能力的に)ので、イメージの書き出し~。

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 頑丈な棚を簡単につけるには、こんなにフレームは細くできないので、もっとぶっとい枠組になりますが…。
 
さて、どうなることやら。

300円ボウルと100均素材で作るムーミンフィギュアのテラリウム ヘムレンさん編

以前、スリーコインのガラス容器と100均素材その他で、【ムーミンの「スニフとメソメソ」フィギュアのテラリウムもどき】を作ってみましたが、今度はヘムレンさんで挑戦。

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今回は、容器以外はオール100円(木の枝はお山からいただきました)という素材ラインナップ。

何事もなかったように始めていますが、前回の「100均ミニチュア家具のリメイク」で作った家具を「さあ飾ろう!」と思ったら、“重要なパーツ”の発売日を間違えていたことに気づき、ショックで1週間寝込みました(半分ほんとう)。

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ただのフィギュアなんですけれど、7月末の発売ですって。
その日まで息災に過ごせていたら、必ず飾りたいでございます。
 
さて、「そのヘムル」、ヘムレンさん。

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植物採集に熱心で、男だけど常にワンピースのヘムレンさん。(切手オタクのヘムレンさんもいる)
なんかちょっとズレてるヘムレンさん。

そんな彼が、イキイキ活動できる世界を作れたらいいな~。

スリーコイン容器と100均素材で作る、ヘムレンさんテラリウム

材料
  • 100均ダイソーの「装飾グリーンモス」

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  • 100均ダイソーのフェイクモスの玉(コケ玉)←モスストー

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    「モスボール」というと上の「装飾グリーンモス」の完全球体版を指すらしいので、呼称に困る。なんてったっけ?これ?
    ↑ お店で確認してきました、「フェイクモスストーン」と書いてありました。

  • スリーコインズ(300円均一)のガラスボウル。

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     今回唯一の「非」100均商品。

  • 山で拾ってきた木の小枝(長野県産)

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    冬の終わり頃に収集したので虫は大丈夫なはずだけど、念のため電子レンジでチンして、マイルドな屋外木部用の防虫塗料を塗布しました。

  • 100均セリアのフェイクグリーンのミニ鉢植え。

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    丁度使い勝手のいい集団が寄せ植えになっていたので購入。

  • 100均ダイソーの造花「フラワーパーツ(ウェディングシリーズ)」の「青い花」パック。

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    ウェディング用のデコレーション売り場に、「花のパック」が置いてあり、ピンク、黄色、青、緑、のシリーズがあります。

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    上の画像は「黄色のパック」です。
    青い花」パックを選んだのは、いまだに「アリス・イン・ワンダーランド」の蒼い森の影響が根強いためですね…。

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  • ヘムレンさん(ムーミン谷の住人)

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    小さいけれど、クォリティ高い!
    目や眉毛の「スミ入れ」が、微妙なチャコールグレイで、これが効いてる。

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    ずいぶん昔の海洋堂フィギュア、moomin valleyシリーズのひとつです。
    近所の古本屋で100円で売っていたので、今回の材料は本当にボウル以外、見事100円で収まった!
作りかた手順
  1. フェイクモスを敷き詰める。
    お好みの量。

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  2. フェイクモス玉を入れる。

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    お好みの配置で。

  3. 拾ってきた木の枝に、造花をくっつける

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    梅の花のイメージで、「青い花パック」の中から二つばかりつけました。

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    花の中心は筒状の空洞なので、パン等の袋をしばってる針金を通して、枝にくくりつけただけ~。
    枯れ木も花の賑わい?

  4. 小花をくっつけた小枝を入れる。

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    入れるっつうか、刺す! ぶす!

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    (うまく定まらず、コケ玉をいったん追い出したりした)

  5. セリアの寄せ植えフェイクグリーンの草を入れる

    フェイクグリーンのミニ鉢植えから、使いたい草をひっこぬいて移植します。
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    えいっとひっぱると、すぽん!と抜けました。
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    ↑ 引っこ抜かれた残骸。ドナルドの頭に落とそうかな…。
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    移植したところ。(あっ転げた)

  6. 残りの「青い花パック」の花を入れる

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    言わずもがなですが、すべてテキトーに入れています。

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    (狙って入れようとしても、だいたい思うように配置できない)

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    反対側から見たところ。

  7. ヘムレンさんを、フェイクモス玉に乗せる。

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    ↑おしりショット

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    ↑ 上からショット

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    ↑ ななめ上からショット

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    ↑ 横からショット

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    ↑ あおりショット

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    ↑ アップ(いいかげんにしろ)

    というわけで完成。

巨大な青い花がすぐ近くにあるのに、気づかず足元の花をひたすら研究しちゃうヘムレンさん。

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配置をチョイチョイ変えてみたけど、あんまり変わらないかな?

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思った以上にコケ玉とヘムレンさんの相性は良いらしい。。

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↑ 枝が倒れ掛かってきても、まったく動ぜず研究を続けるヘムレンさん。

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ヘムレンさんは、倒木なんて気にしない。

ムーミン谷の不思議な森のイメージが出てほしかったけど…。

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↑ かなり青がきつく出ているバージョン。
(本当はもう少し淡い)

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 果たして、ヘムレンさんが、すぐそばの巨大な青い花に気づく日は来るのでしょうか!?