気を楽にしろ、粗忽屋

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オタク趣味を楽しくインテリアにしたい工作初心者の、100均リメイク・ミニチュア・雑貨工作etc。ワンピース フィギュアのお洒落なディスプレイを探求すれど道は険し…

ワンピースフィギュアをグリーンインテリアとしてお洒落に飾る

こんにちわ、「オタクとオシャレの融合」研究家、タバサです。

ワンピース漫画のフィギュアを、「専用ケース以外でなんとかお洒落に飾れないだろうか」というこの試み、本日は独占欲をこじらせたら世界一めんどくさい男★ドフラミンゴ若様と、ワンピ界一・値段の高い男★トラファルガー・ロー船長をゲストにお迎えし、これ↓を作った飾り方記録です。

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フィギュアをグリーンインテリアとして飾る理由

専用フィギュアケースを置けない
  • タバサの部屋にはフィギュア専用ケースをドン!と置くスペースがありません。
  • 小ケースなら、とも考えたが、なんだか味気ない…。
剥き出し飾りのほうが、面白い

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フィギュアケースに整然と収まってる美もありなんだけど、タバサの部屋には剥き出しでゲリラ的にディスプレイするほうが合ってる気がする。
剥き出しにしているほうが、臨場感もあり身近に感じてたのしい。
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↑ このゲリラ的な妖精感というかコロボックル感が好き。

やっぱり「お洒落に」飾りたい!

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グリーン雑貨には一発で「オシャレ感」を演出する力がある。
↑この画像も、緑があるとないとでガラっと違う。
各種メディアでも「グリーンを飾る」が出ると、高確率でタバサ羨望のあのキーワードがついてきます;「おしゃれですねぇ」。

それってフィギュアについても適用できるのか、ちょっと試してみましょう。

フィギュアはグリーンで本当にお洒落に飾れるのか?実験

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適当にグリーンマットのっけたけど、選択を誤ったかな…。よくわかんない…。

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むしろない方がスッキリしてるんじゃね?という心の声にはフタをして、次いきます。

100均フェイクグリーン(造花)のクォリティが進化した

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↑よく行くダイソー
昨今の100均グリーン(造花)の質の高さには驚きです。
いくらグリーンが効果的でも、チャチな造花は逆効果ですが、これなら使える。
タバサは今まで造花否定派でしたが、安くて効果的、こんなありがたいものがあったのですね。

今回のフィギュアには、「飾りたいイメージ」があった
  • 今回飾りたいフィギュアのドフラミンゴとトラファルガー・ローについては、「絶対こうしたい!」背景イメージが私の中でずっとありました。
    ドレスローザ編のグリーンビットの森と、「アリス・イン・ワンダーランド不思議の国のアリス)の森」の融合です。

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    ・なんでアリス?
    ドレスローザ編にちりばめられたキーワード、トランプの4つの柄とジョーカー、ハートの椅子、王様、兵士、城、帽子が大事なロー、追いかけっこ、そして巨大な森!
    まさにアリスを彷彿とさせたのでした。
    初めてグリーンビットをみたとき、尾田っちはアリスの森からインスピ得たのかと思ったほど。

実際つくりだす前に

どんな感じにしたいかイメージを持つ
私は「絶対!アリスの森!」のイメージだったけど、誰でも「飾りたいイメージ」は持ってるはずなので本能に従ってイメージは抱いておく。
やりたいイメージが「畳」と「シャンデリア」ぐらいにブレると、統一感が出かけたきり帰ってこなくなり、まとめるのが難しくなる。
こういう↓のは素敵だけど。

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万が一「イメージなんて特にないよ」と思っても、大丈夫、実際にダイソー(が一番グリーン造花が豊富)の造花コーナーに行ったら、「これよりはあっちの方がいい」というように、きっと自然に「選んでる」。
目をつぶって商品棚から花を抜ける人はまずいない。
自分の中に何がしかのイメージがあるから、選んじゃうんだよね。
飾る場所の安定性を確認

ワサッと飾るフェイクグリーンは、少しひっかかるとすぐ落ちたり動いたりしちゃう。通り道やものを取るとき触らないか、地震などで転落しやすくないか確認を。

私は、クローゼット内に丁度空いたスペースという絶好の位置にしました。
(クローゼット内に鏡台として使用している棚があり、そこの「中2階」スペース)。
絶対に触れることはないけれど、頻繁に視界に入る場所、でも剥き出しですごく身近でリアルに感じられる♪

フィギュアとグリーンが入る「スペース」をぼんやり覚えておく

場所を決めたら、揃える百均グリーンの大きさの見当をつける。
ダイソーは本当に大きいものから小さいものまであるので。

材料を揃える・100均へGO!

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↑ 圧倒的な種類の豊富さで群をぬくダイソー(おしゃれな変わり種はセリアが得意)

100均の回転は速いので、急がずコツコツ集めてもいい
ダイソーの豊富すぎる品揃えでもピンとくるのがなかったら、無理して買わずに商品が回転するのを待ってもよし。
売り切れてたり、「いいものがないなぁ」と躊躇してるうちにナイスなツタのガーランドが並ぶこともある。

実はタバサも、今回の材料が揃うまでに数か月かかった。

ぼんやり「こういう風にドフィとローを飾りたい」というのだけはずっとあったので、ダイソーに行くたび、イメージに合ったものを見つけてはチョコチョコ買いためていた。(やりたいと思ってもなかなかすぐ行動にうつせない悪癖もち)。
1年中同じ造花もあれば、数か月で回転して消えちゃうものもあるので、「これはいつか使いたい」ものがあったら、買っておくと重宝しました。 

今回の揃えた材料(ピンクの薔薇以外すべて百均!)

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◆芝生
これをやりはじめた頃は、タバサが行くダイソーには「フェイクモスマット」がなかった。
セリアにしかなくて、それも売り切れが多くて必死で集めた。
今はダイソーにも「フェイクモスマット」が潤沢にあるのです。悔しい~。

◆青と白の花
これだけはペーパーフラワー。アリスの映画でコントラストが綺麗だったので色と形状にこだわった。しかし、この水色を持つ薔薇がなかなか見つからなくて時間かかった。
「水色の薔薇」はたくさんあるけど、この色じゃないと、私の中の「アリスの森」にならないんだ。

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◆ツタのガーランド
グリーンガーランドは「おしゃれ演出」に欠かせない便利アイテム。
雰囲気が出るし、拙い部分の目隠しにもなる。これはブドウの蔓。
ダイソーが一番ガーランドが多い中、これが一番色もきれいで造形がリアルだった。

◆ラベンダー
飾る場所より背が高すぎたけど、茎は曲がるのでOK。

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◆ピンクのバラ
これだけは非・100均。ベルメゾン通販の「お誕生日プレゼント」で勝手に贈ってきてくれたプリザーブトフラワー。使いようがなくて捨てようかと思ってつい置いたままにしていたけど、思わぬところで活躍。
これも「アリスの森」感を高めてくれる。

◆黄色いミモザ
百均によくあるやつ。かわいいんだけど、今回飾る背景が白木だったので全く目立たず、正直コレはなくてもよかった…。

◆肉厚植物とヤシの木みたいな南洋系?植物
ラベンダー同様、ドフィとローのフィギュアよりも大きいので、「ジャイアントな森」感に貢献してくれてるアイテム。

◆パセリみたいなモシャモシャ
作りのチャチさが目立つけど、これだけセリアだった気がする。
ローの後ろ側に入れて、奥の壁が見えないよう覆うために購入。

ディスプレイ場所にグリーンとフィギュアを設置してゆく

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  • 奥から配置してくだけ~。
    ※芝生は小さすぎて足りないので(当時品薄)、手前気味に置きます。
  • ツタを置いているけれど、本当は最後の方がゼッタイいい。
  • 背が高い場合は切らずにグイグイ適当に曲げると、自立してくれて一石二鳥。
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  • 2人の隙間になるところめがけて、テキトーに置いてく。
    ※水色のバラは、コンセプト的に大切なので、目立つところへ。

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もうすでにミモザが倒れている…。

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自立しにくく手のかかるトラファルガーローから置く。
奥に置いた「パセリみたいなやつ」のモジャモジャにもたれかけさせたらラク。
(みえにくいですね、すみません)

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ドフラミンゴを配置して終了。
※ローは左手に刀の鞘を持ってるのですが、あちこちぶつかって面倒くさいので奥につっこんじゃいました。(どうせ戦闘中は鞘もってないでしょ、船長)

まとめ&留意ポイント

フィギュアのスタンド(台)は使わない

どこに飾る場合も、基本的に極力スタンドを使いたくない派なので…
場所をとるし、何より、臨場感・面白いかんじが減る印象があるから…。
(スタンドありきのものはあきらめて使うけど、いつかカスタマイズしたい)

気休め・目の休憩ポイントができた
グリーンとアリスの森の花のコントラストで気持ちが癒されるし、そこにお気に入りの二人が仲良くいるので、相乗効果でほっこりポイントとなっています。
ここはドレッサーとしてつかっている棚の中2階なので、余計なデッドスペースになったといえばそうなんだけど、朝の忙しいときに自然に目に入り、知らずと癒されてると感じます。
楽譜でいうと、軽い「休止符」ポイントが目と心にできたかんじです。
光の加減や、花の位置で変わる

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↑ ドフラミンゴの舌がすごいなぁ!そんなとこまで実にリアルなフィギュアです。 
なるべく「おしゃれっぽい」アイテムを横に置き、オタク感の中和を試みる
もともとここが香水瓶とタルカムパウダーの置き場だったので、そのまま置く。

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これが本当に「お洒落」なのか、正直わかりません…。
どうしようもなくダサイと感じる方も多いことでしょう…。
ホコリや、光による退色の心配なし
緑色は退色しやすいですが、クローゼットの中なので使わないときは扉をしめておけば完全に暗闇となり、安心です。実はこれ作って1年位たちますが、今も変化なし。

今回のご出演いただいたフィギュア

ドンキホーテ・ドフラミンゴ SCultures BIG 造形王SPECIAL

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頬に劇中でローにつけられた傷が再現されてたり、コートの汚れ、血管や手指など非常に細かくリアルな傑作。コートは脱げますが着てるほうが躍動感あり。

トラファルガーロー SCultures BIG 造形王頂上決戦3 vol.6

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原作ではこの服装で戦闘はしていないのですが、原作にない様子が眺められるのは嬉しい。このポーズも、動きとローらしいりりしさがカッコいい!↑

顔は「メイクで変にされた梨花」というのか、とにかく似てない!

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幸いうつむいてるところに帽子がかかって、かっこよくなってるのでセーフですが。

ただ置くだけなのにずいぶん延々としてしまいました、ごめんなさい。
もうちょっと削れるよう練習してゆきます…。

おつきあいいただき、ありがとうございました~。