気を楽にしろ、粗忽屋

気を楽にしろ、粗忽屋

オタク趣味を楽しくインテリアにしたい工作初心者の、100均リメイク・ミニチュア・雑貨工作etc。ワンピース フィギュアのお洒落なディスプレイを探求すれど道は険し…

ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その8

第8回め、「ケース扉と本体枠を、ペイント&ワックス塗りをする」の巻。

棚板を金色に塗装する

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100均ダイソーの「水切りラック」です。

このディスプレイケースは、「ガラス瓶をのせられる頑丈で、光を通す棚」の条件に見事適合した、この素材に合わせたサイズ、作り方になりました。(ステンレスの加工ができないから)

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ケースの作成コンセプトに、「木と金色の素材の組み合わせ」があるので、こいつを金色にペイント。

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金色の水性アクリル塗料、「Dazzling Metallics」の「Glorious Gold」。
トールペイントの塗料売り場で捕獲しましたが、アチコチ使えて便利。

黒のアクリル絵の具で塗ってから、金色を重ねると、アンティークっぽくなるかなー?とやってみたけど、手間の割にあんまり目立たないなー。↓

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↓ 二つ目は、金色だけ塗りました。

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「スプレータイプ」があるとラクですが、好きな洋ドラマや映画を観ながら筆でペタペタ塗ってると、「オイラ幸せだなー」という実感がしみじみ感じられるので、筆塗り大好きです。

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↑ 手前:黒+金色、奥:金色のみ。

実験的に「紙工作用の透明ニス」を塗ってみたけど、手触りがザラザラ→ツルツルになっただけでたいして変わらない。
頻繁に物を出し入れするケースじゃないし、ニスは要らないかな。

ケース扉と本体枠を、ペイント&ワックス塗りをする

塗装する前に、蝶番とりつけ準備をしておく
扉と本体枠に「蝶番取り付け用」のミゾと、ネジ穴を掘っておきます。
後でも構わない工程だけれど、塗装後だと失敗したときに跡が目立つので。

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  1. 扉と本体の接続部分に、100均(セリアかダイソーのどっちか)で買った「丁番」をあてがって金具の大きさに印をつけ、平彫刻刀でうすく削る
  2. 再び丁番を合わせてネジ穴の印をつけ、キリドライバーでぶすっと穴をあけておく。
以上。
水性ステインで塗装する
地道なヤスリかけ作業はこの日のため!
ペイントって一種のカタルシスが得られますよね~。
今回も、アサヒペイントの水性ステイン「ダークブラウン」さん。

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実はこういう扉にはペンキとかでベッタリ塗るほうが、モールディングが映えると思う。
「白」とかでベタ塗りしてみたい欲求にかられますが、今回のケースの木肌はケンブリッジというかイートンというかそんなイメージ妄想を抱いているので、ガマンして木肌がみえる仕様にします。

↓ 中央の4つの白い部分は、蝶番のための場所。

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「ダークブラウン」なのにこの黒さ、カラス貝よりも真っ黒なスイミー並みの「真っ黒」っぷり。
画像のせいではなく、実物も「真っ黒」になり、タバサもちょっと驚きました。

ヤスリかけが良すぎたのか?塗りすぎたのか?想定外に吸収が良かったのか?

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モールディングの「額縁づくり」のとき、盛大にすき間が空いて、粘土でパテした箇所も、どこだかわからないくらいにわからなくなりました。
やったー!

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いわゆる「男前インテリア」風にするなら、このまま手を加えずにワックスでフィニッシュしてもよいかも。
ワックスの前にヤスリかけする
ここで余分な塗料を取り除き、「アンティーク感」「使用感」「雰囲気出し」のためのヤスリかけ。

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たいしたことないだろうとほぼ養生しないでやってたら、案外周囲が汚れることがわかった…。

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汚したカーペットは、このあと掃除機でキレイになりました(ホッ)。
 あまり色を剥がしたくない時や「男前インテリア」っぽい黒いままが好みであれば、このヤスリの工程は省きます。
ワックスを塗る
使用したワックス:「木工用みつろうクリーム」
ブライワックスの仕上がりにやっぱりちょっと抵抗があるので、純度の高い天然系に回帰しました。

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「菜種油、亜麻仁油、蜜蝋、椿油、ヒバ油」でできてます。
ヒバかな? かすかにいい匂いがします。

40gと200gがあって、タバサは200gをamazonで買ったよ。

Amazon.co.jp: 尾山製材株式会社 木工用みつろうクリーム200g: DIY・工具

(アフィしてないので、リンク踏んでも関係ないですよ)

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 適量を染み込まないところに取り出して、ビニール手袋した指にとってヌリヌリ。

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溝や、細かい角っこはベビー綿棒で。

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ワックス塗布後、磨く

30分くらい置いて、ボロ布でゴシゴシ。

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これも洋ドラマをみながらやってたら、あっという間に終わっていた。

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ブライワックスほどピッカピカー!にはならないけれど、自然な光沢としっとり感が出る。
何より、臭くならない。

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仕上げのヤスリかけをする

 本来は、ワックスの後、布で磨いたところで終了ですが…。

ワックス磨きをしても、思ったようにならなかった部分を、紙ヤスリで微調整しました。
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出てほしい効果にあわせて、ヤスリは使い分けます。
ほんのり少しずつ明るくするなら目の細かいもの、最初から明るくしたいポイントなら目の粗いヤスリで。
※ 粗いヤスリはワックスした木肌をモロに傷つけるので、ヘリとかフチとかピンポイントで使いました。


↑ ↓ 金色にペイントした棚(元・水切りラック)を乗せてみた本体枠。

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 タバサは思いついたときに工作材料を無頓着に備蓄してしまうので、紙ヤスリはたっぷり持ってたんだけど、次々塗料で真っ黒になるので、トータル結構消費しちゃった…。

↓ 最終的な扉のフレーム。

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↑ 自転車の轍だった「溝のモールディング」のヨレヨレ具合も、味わいと言えなくもない?
よくみると、モールディングの溝が角の接続部分でかみ合ってないんだけど、キッチリかみあってるところもあるんだよ!(タバサにとっては凄い快挙)
 

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↑ コーナーの接続で、溝がちゃんとかみあってるところ!

ちなみに上の画像は、ケース扉板に「金色」のお飾りをつけよーかなとちょっとやってみたところ。
 
次回、「ケース扉や奥板の候補に、キラキラお飾りをつける」へ続きまする。
 
◆今回のBGM(バックグラウンドムービー):SUPER NATURAL スーパーナチュラ シーズン9
amazonプライムの無料対象はこのシーズンまで。
ウィンチェスター兄弟もさることながら、シーズン5後半から登場の「死の騎士」がオススメ物件です。

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死神博士」や「白い巨塔の大河内教授」に惚れた人なら、きっと好きになる!

この人(「死」だけど)の英語の喋り方・発音が、浮世離れした「死」らしくて素敵ですよ。
このキャラで、ひっそり上品にファーストフードを愛好というギャップ萌えも担当。
今のところ、実はシリーズ中で一番常識的な人(「死」だけど)ではなかろうか。

ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その7

第7回、「ケース扉にモールディング装飾を作りつける」の巻。
 

モールディングを作りながら、諸葛孔明との「年の差婚」の可能性を検討したんですが、あの人 西暦181年の生まれだから、ざっと1803年くらいの年齢差?
いいなぁ~…孔明の奥さんかぁ…。
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現場でセリフのおさらいをする天才軍師。

 

ケース扉にモールディング装飾を作りつける

材料を切る
前回記事の「モールディング・コンペ」(出点数2個)の優勝者、「半丸棒」と「100均木材」で作りますよ。

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ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その6 - 気を楽にしろ、粗忽屋


最初に作った「扉のフレーム(下画像)」の上に乗せて寸法を合わせ、材料を切ります。

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半丸棒がフレーム上の外周、「ミゾつき板」は内周になるので、長さに注意して…
…切りはじめたら……アレッ!?

またまたまた!「ヒューストン、問題発生!

端っこの処理、どーしたらいいの!?
今度こそ、「額ぶちづくり」から逃れられない
扉の基礎フレームのときは、
「二重構造の両面を張り合わる」作戦で「額縁づくり」から逃れましたが、今回は木材同士を重ね合わせることが絶対に不可能!

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避けまくってきた「額縁づくり」…。
どーしてもやらねばならない運命だったのか…。
(とにかく「バイアス処理」が怖いんです…!)

つまようじで100均ミニチュア家具を装飾したときは、何も考えずに正方形に置いただけでOKだったのにぃー!

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孔明の罠、恐るべし…(違います)。

あれは小さかったから、気にならなかっただけだったんだね…。
直径1センチの半丸棒で同じやり方をしたら、ものすごく目立ってカッコ悪いもんね…。
ううう、額縁づくりなんて、ちゃんとできないよう・・・。 
額縁の前に、半丸棒を寸法どおり切り、塗装しておく
「モールディング・コンペ」(←これで押し切るらしい)で露呈した通り、今回の「半丸棒」は材木の質が大変よくないので、塗料がとても定着しづらい。
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オイルステインならもっと染み込みそうですが、あまり染み込まれすぎても困るタバサは、水性ステイン愛用者。

他の木材よりも乾燥時間を長くとれば定着が進み、他との色の差が抑えられるのではと期待して、最初にこの半丸棒だけ、塗装しておきます。

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色は、これまたコンペの優勝者、「ダークブラウンさん」です。

 

額縁づくりをやる前に、「モールディング加工」をしておく

どーしても回避できないならチャレンジするわよ、「額縁づくり」。

その前に、木材にモールディングの「溝彫り加工」をしちゃいましょう。
溝の加工方法
まず予定通り、「扉の基礎フレーム上の内周」に木材を合わせて普通にカット。
端から2ミリくらい(←相変わらずテキトー)のところにノコギリの歯をあて、水平にギコギコして溝をつける。
最悪な仕上がりになったよ!
映画観ながらやったり、人と話しながらやったり、「ながら」作業のせいもあるけど、生来の不器用さが炸裂しました。

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ノコギリやりすぎて貫通しかけたり(画像右上)。

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泥道を行く自転車の轍(わだち)のような、ヨロヨロぶり。(まっすぐ溝がつけられない)

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これじゃ前回のモールディング・コンペ(←)で競った「彫刻刀」の仕上がりと変わらないじゃんかー!

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サンドペーパーで溝の形を整えてみましたが、「へんなとこで割った割りばし」みたいな仕上がりになっちゃった・・・。

前回記事の試作品とずいぶん違う様相になってるけど、大丈夫か!?

泣く泣くモールディングの「額縁づくり」をやる

「額縁づくり」の手順と、半丸棒との闘い
  1. 扉の基礎フレームの四隅に、内角と外角を結ぶ線をひく(ガイドライン)。
  2. モールディングの素材の両端を、その線にそってカットする。
  3. ボンドで基礎フレームに貼り付ける
っていう、手順はタバサでも考えつくんだよ!
でも、根性と技術力がないのよー!

と、泣いてばかりいると孔明に笑われるので(←)、涙を拭いて、おしやるぞー。

まず、外側の半丸棒をナナメにカット。

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扉の基礎フレームにエンピツでひいたガイドラインに合わせ、棒に印をつけ、ナナメに切ります。
棒が曲線なので、印をつけるのが通常の倍メンドーでやりにくかった…)

角は4つ、4本の木材の両端なので、計8カ所…!(ゼェゼェ)

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完了したら、木工ボンドでべったり、フレーム上の「外周側」に貼り付けます。
やっぱりズレた! 隙間があいちゃった!

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精密作業の苦手なタバサがテキトーにやればこーなるだろうなと思いましたが、案の定、せーだいに隙間が空きました。 ↓

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(でもね、ピッタリ合ってるところもあるんだよ!!)↓

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しかし、ごまかすアイデアにかけては磯野カツオに負けないタバサ。

すき間が空いたところは、手持ちの「100均の石粉粘土」をパテのかわりに詰め込んで、表面を左右と合わせてならしました。
(使いかけの石粉粘土が机の引き出しに入ってた)

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めっちゃ目立ってるけど、このモールディングは塗装するし、石粉粘土は塗料を吸収しやすいはずなので、まぁなんとかなるでしょ。
「溝をつけた木材」を額縁づくりにする
半丸棒と同様、「ノコギリで溝をつけた100均木材」を、寸法にあわせてナナメに切ります。

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↓ ↓ ↓ 接着前に、乗っけてみたところ。

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↑ 乗せただけなので、ところどころ浮いてるけれど、うまくいきそうです。

問題なさそうなので、木工ボンドでべったり接着。

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ノコギリかけすぎて貫通した部分も、貼り付たらまったくわからなくなりました♪

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ノコギリで溝をつけるほかに、最初から別々の木材(太い棒・細い棒)で作る方法もあったなと思ったけれど、それじゃタメなのー。

理由:基礎フレームの部分をグラウンドフロアとするなら、溝の木材は2F、溝部分は1F、そして半丸棒が3Fという、4段階構想なので、別々の木材でやるなら、直径1ミリの正角材をはさまねばならず、でもその気が起きなかったのよね…。
(極力、100均木材で済ませたかったのもある)

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↑ タバサにしては、ピチッと合ってるほうです!

画像の左上の角のところ;
最初に作った「扉の基礎フレーム部分(一番下の細く見えてる層)」は、「額縁づくり」を回避したためにつなぎ目の線の向きが違って目立ちますが、面積が狭いし一番奥なので、なに、塗りゃあわかんねぇよ、塗りゃあ!(結局ソレ…)
 
というわけで、次回、「ディスプレイケースの扉と本体枠を塗る」に続きまする。
 
◆今回のBGM(バックグラウンドムービー):SUPER NATURAL シーズン7~8

「悪魔祓い兄弟」シリーズ、amazonプライムで無料配信なので、つけっ放しで愛聴中。
スーパーナチュラル、シーズン9までプライム無料対象。
この兄弟のおかげで、たびたび画面に釘づけになりモールディングの溝がさらにヨロヨロになった

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サミュエルは前髪あった頃がベストだと思いませんかー!?

 

スクリューキャップ瓶の溝を埋め、アンティークボトルのように変身させる & ネジ式瓶の歴史

ネジ式の蓋の瓶の口についている、スクリュー用の溝。

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コレを、できるだけ簡単に「なかったこと」にして、ワインボトルやアンティークボトルの瓶口のようにできないかを試行錯誤した結果報告と、コルク瓶とネジ式(スクリューキャップ)ボトルの起源や歴史について調べた結果です。

きっかけは東京蚤の市で遭遇したカップル

先日の東京蚤の市で、タバサと連れは偶然、数か所で同じカップルと鉢合わせました。

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↑ (注)イメージです
鉢合わせるたびに彼氏が、連れの彼女にアンティークについて色々レクチャーなさっていました。

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↑ (注)イメージです
「これと同じものが先週の代官山にもあったけど、そっちはね…」等々幅広い見識の持ち主らしく、3件目で鉢合わせた頃には、タバサ&連れもなんとなく無言で、その彼氏の解説に耳を傾けていたほどでした。

3件めの店は、大量のアンティークボトルを叩き売りしており、彼氏はそれらを手に取って彼女に見せながら、

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↑ (注)イメージです
「ほら、こういう瓶にはネジ蓋の溝がないだろ?
つまり、コルクしか栓が存在しなかった昔の瓶という証で、ここにスクリューの溝がついていたら、最近の瓶ということなんだよ…」と丁寧に解説。

そうだったのか!

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言われてみればそうかも!
タバサと連れは顔を見合わせ、これまた無言で心の中の「ガッテン!」ボタンを超連打したのでした。

では、最近の瓶でも、スクリュー溝をなくせば、アンティークっぽくなるのか?

あの彼氏のおかげでそれが気になって仕方なくなり、試してみることにしました。
どういう手段で「瓶の溝」を消すか?

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考えた手段は3つ、紙工作用ニス、レジン、透明マニュキュア(トップコート)。
  1. 紙工作用ニス
    手軽で3つの中では比較的人畜無害ですが、瓶口に塗ってる間に垂れてきそう。
    塗ってから扇風機の前で超高速で回し続けない限り、くまのプーさんのハチミツ壺状態になることが容易に想像できたので、回避。

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  2. レジン
    使ったことはないけれど、太陽は頼まなくてもガンガン照り付けてるし、レジンはニスより粘度が高そうなので、できるかも?

  3. 透明マニュキュア(トップコート
    一度に厚塗りはできないけれど、速乾タイプが売ってるし、乾かして塗り重ね…を繰り返せばいけるかも?

マニュキュアで試してみた

使用したアイテム

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100均セリアの速乾トップコート(透明マニュキュア)。

マニュキュアを使った方法

瓶の溝にぬる ⇒ 乾かす(フーフー吹く) ⇒ 塗る ⇒ 乾かす(フーフー吹く) ⇒ 果てしなくリピート

結果

ビフォア~before~

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↑ 製菓用リキュールDOVER(下の右から2番目)と、セリア小瓶で実験しました。

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アフター~after~

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・何度くり返して重ねても、中々ぶ厚くならない。

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気泡がものすごい
 元のスクリューの線に沿って気泡がすごいので、スクリューが余計目立つ。

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・マニキュア臭くてたまらない!(希少な脳細胞がさらに減った)
瓶の口の溝は、ぜんぜん消えなかった。

UVレジンで試す

使用したもの

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・100均ダイソーのUVレジン、ハードタイプ
・太陽。お日様。(UVランプ買えない)

UVレジンを使った方法
1)瓶の溝に塗る
2)爪楊枝で平らになるよう、ざっくり形を整える
3)太陽光にあてる(超晴天なら15分~20分)
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静止しているとゆっくり垂れて偏ってしまうので、ある程度固まるまでは、グルグルグルグルまわしたり、上下さかさまにしたり、ひたすら動かし続けるJust keep on Moving.

4)ある程度固まったら、ほっといて大丈夫!
 瓶だけ外に置いて、自分は部屋に入る。
 人生初のレジン体験が、こんな偽装工作になるとは、ちょっとトホホです。

 
5)※UVランプを持ってる人は、「(3)⇒ライトにあてて終了」です。

結果

ビフォア~before~

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左から、料理用ワイン瓶、ニッカウィスキー瓶、マニュキュアでも使ったDOVER

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アフター~after~

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ビフォア~before~

↓ 蚤の市戦利品の小瓶

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アフター~after~

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・雑にやるほど気泡が入るが、それもアンテイークっぽいと言い張れなくもない。
・多少いびつになっても、重ねて修正すればよいので非常に簡単。
・元のスクリュー溝(ネジ溝)がまったくわからない仕上がり!!

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↑ 左から、他の蚤の市小瓶、ニッカウィスキー瓶、料理用ワイン瓶 

ネジ蓋(スクリュー式)瓶って、別に悪者じゃないよね…?

予期せぬ好結果でしたが、瓶口の溝をせっせと埋めてるうちに、なんだか悪いことをしている気持ちになってきた。

最近の瓶でもコルク栓の瓶はたくさんあるし、そもそも、スクリュー(ネジ蓋式)ボトルって、どれくらい「最近」の物なの?
いつ頃の発明なの?
と疑問が沸いたので、ちょっと調べてみました。 

スクリュー(ネジ式蓋)瓶とコルク瓶の歴史

コルク瓶の歴史(はじまり)

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16世紀頃まで、飲料容器は陶器、金属、木材、皮などでつくられ、密封用の栓は蝋や天然樹脂。
1500年初めのイギリスの文献に、容器の栓の材料としてコルクに関する記述がある。
その頃、ガラス製造技術が進展し、かなり均一なネック部をもつガラスびんがつくられるようになった。
また、コルク栓が使用されるようになり、ガラスびんがワイン用ボトルとして用いられるようになった。
(日本包装学会HP)

 
「日本ガラス瓶協会HP」にも、「1650年頃の世界の動き:コルク栓が大量に使えるようになり、ビールびんやワインボトルの利用が急速に広がる。」とある。

日本ガラスびん協会|ガラスびんを知る|ガラスびんの歴史


17世紀末には、一般的にコルクワインが出回っていたようです。
スクリュー(ネジ式蓋)キャップ瓶の歴史(はじまり)
これがどうも中々スッキリ解決できないので、わかったところまで。


↑上記のサイトさんでも、スクリューキャップの起源については長年の論議の的といいながら、こんな紹介が。(超意訳です)

「1858年、ジョン・ランディス・メイソンが革新的な瓶(メイソン・ジャー!)で食糧保存技術に革命を起こした。
それまでの錫板を樹脂で密着させたものよりも、強力な細菌防御として溝のある口を特許とした」

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「1898年、英国人ダン・レノルズが飲料用としてウィスキーのスクリューキャップの特許をとった。が、アルコールの腐食性に悩まされちょっとイマイチだった」

WIKIPEDIA の「ボトルキャップ」の項目にも少し記述が。↓(超意訳です)

Bottle cap - Wikipedia

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「スクリューキャップは、そもそもは「内側に溝のあるデザイン」だった。
“内側に溝のついた”ガラス瓶は、ピッツバーグのWilliam Frank & Sons社のハイマン・フランクが1872年に特許を取った。」
※ 画像は「内側に溝のあるデザイン」ですが、フランクの瓶ではありません
  (タバサが説明用にもってきました)
 
 
Finish Types page 3
Bottle Finishes & Closures(瓶の口と栓について)というサイトページから。

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ここには上記の「内側に溝のある瓶口」については(超意訳です)
「1890にはBergeという書物?が触れている。
 他に「内部スクリューキャップ」「内部スクリュー口」等々呼び名がある」

そして、「外側に溝のついた瓶」については、
「ニューマンの“外側に溝のある瓶口ボトル”に、1876年特許刻印あり」とあります。

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↑ ニューマンの「外側にネジ溝のついた瓶口」
↓ ニューマンの「外側にネジ溝のついた瓶口」をもつ瓶の全体像

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本日のまとめ

ネジ式瓶のスクリュー溝はなくせるのか?
⇒ なくせる
  UVレジンがおすすめ飲食用には絶対使用しちゃダメ!)
最近の瓶でも、スクリュー溝をなくせば、アンティークっぽくなるのか?

⇒ みる人の感覚と、瓶による。
  タバサには瓶によっては凄くそう見えるし、あまり変わらないと感じる瓶もある。

コルクワイン瓶とネジ式(スクリュー溝つき)瓶の起源(歴史)

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《わかった範囲で》
1500年代初頭:コルクが容器の栓として使われ始める
      :ガラス技術が向上し、飲料瓶として製造が開始される。
1650年頃:コルクのガラスワイン瓶が広く流通しはじめる
1858年:保存技術として、瓶口に溝をつけた(メイソンジャー)
1872年:「内側に溝のついた」ガラス瓶で特許をとる(フランク)
1876年:「外側に溝のついた瓶」の特許を持っている(ニューマン)
1898年:飲料専用(ウィスキー)スクリューキャップで特許(レノルズ)

ということかな…?
言葉にも不安があるのでちょっと自信ないですが…。
「溝のある瓶」でも、十分アンティークな物もある

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ネジ式蓋の瓶が100年以上前からあるということは、そう言っていいかも…
これは予想外の収穫で、新鮮でした。

瓶にも、アンティークにも、ホントに色々あるんだなー…
というか、ホント全然知らないなー私。

今回の探求のきっかけをくれたカップル(彼氏君)に感謝。

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↑(注)イメージです  
瓶の口のスクリュー溝のあるなしとか、どうでもよくなってきた…
瓶は溝じゃない!ココロだ!(全体の雰囲気かなやっぱり…)

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↑ コカ・コーラ瓶の歴史。
ちなみに左端の瓶のふたは、金属の落し蓋式でした。

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 指をひっかけて、「プシュッ」と抜いて開けるんだね。

喉かわいたなー。
ペプシ飲もうかな…。

100均雑貨や蚤の市戦利品を置くうちに、棚の一部がトラファルガー・ローの居間になってきた話

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自分でも忘れるところでしたが、このトラファルガーローは棚に「仮置き」中です。
(ゆくゆくはこのローのフィギュアにふさわしい背景を用意して飾るつもりのため)
最初はほんとにただ棚に乗せていただけ

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そこへ、昨年の東京蚤の市の北欧市で「ヤケクソ買い(迷ってるうちに素敵な船模型を逃して自暴自棄)」したツヴィフト刺繍を敷いてみたら、なんだか絨毯のようになり…。
後ろに同じく蚤の市戦利品の「本のポストカード」を置いてみたら、ちょっと本棚っぽくなり…。

近くに置いてたソフトバンクのお父さんと、動物園のオオカミマスコットをくっつけてみたら、「ご主人、散歩に行きましょー♪」的になついてるペット状態になり…。
気の向くままどんどん追加…

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100均セリアとダイソーのフェイクグリーンを置いてみたら、室内観葉植物っぽくなり…。
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↑ 今年の東京蚤の市の戦利品のミニチュア暖炉を置くと、ますます居間っぽくなり…。
マントルピースの上に
 ・100均ダイソーのボトルシップ
 ・蚤の市ゲットのツタンカーメンのフェーヴ
 ・100均セリアの電話
 ・100均キャンドゥのミニチュアボトル
を置くと・・・
 
ただフィギュアを置いていた棚が、すっかり「トラファルガー・ローさん家の居間」っぽくなっていました。

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↑ 横に蚤の市戦利品の酒瓶ミニチュア・キーホルダーを置いてみましたが、小さなコンソールの上にでも載せればかなり雰囲気が出そうです。

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ドールハウスっぽい演出をずっと考えていたのですが、案外こういうのでも雰囲気が出る(?)のかな。
(しかし、このローにはちゃんと予定があるので、やっぱり「仮置き」ですが。)

ここで飾った中で個人的に印象深いのは、「ダイソーのボトルシップ」です。

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ちょうど先週あたりから、夏版の「ボトルシップ」や、「砂浜の瓶詰め(大・小)」をダイソーの店頭で見かけますが、このダイソー「ボトルシップ」は、昨年秋頃に買ったので、今売っている夏物よりもちょっとゴテゴテして様子が違っています。
100均でこのレベルのボトルシップって、すごいなー!

感動したので、海の雰囲気を手伝おうと、同じダイソーの「ガラスビーズ(青)」を入れています。
(動かすとサラサラ、ビーズの波が動く)
Portrait.Of.Pirates ワンピース “S.O.C” トラファルガー・ロー
今回登場のトラファルガーローのフィギュア。

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どうやら只今、バンダイのHPで再販売の「抽選」という上から目線な商売をされている模様(5/31まで)ですが、なんで普通に予約再販しないのでしょう…。

この「S.O.C(椅子に座るシリーズ」のトラファルガーローは、現物も十分かっこいいのですが、販売前の画像のほうが1.5倍くらいはカッコ良かったので、素晴らしい現物クォリティなのにちょっとガッカリ、というなんとも贅沢な代物です。

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期待値とは恐ろしいものです。
(ああ、やっぱり原型は数段以上かっこいい…)

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トラファルガー・ローのフィギュアについては、発売前画像を実物よりブサイクに…とまで言いませんが、再現が難しいならば、せめて造形師が作ったままの姿を鮮明に大写しで出すのは勘弁して…反則…。

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このトラファルガーローの場合、「原型」と異なる点は、
目の細かな作りこみ(立体具合)と細かい塗り、眉間のシワ、眉の位置、ゴルゴライン付近の立体感の違いかな?
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↑ 向かって右の眉の位置がチョイ上すぎ?眉間とゴルゴ線付近もノッペリ気味。
いや、じゅうぶんこちらもカッコいいんだけど!
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原型がカッコ良すぎるだけです。


さて、ここより先へ読み進んだ方は、もう二度とこの変態ブログにお越しになることはないと思われますので、先にここでお礼とお別れを申し上げます。

拙い記事に今までお目通しをいただき、ありがとうございました…。
どうぞお達者で!どうかお幸せに!短い間ですが本当にありがとうございました!
 
…清廉潔白な方々との哀しいお別れが済んだところで、
この「S.O.C」のトラファルガー・ローのフィギュアについて、誰にも言えないけどタバサが訴えておきたい特色です。
トラファルガー・ローの生半ケツが見られるのは、このS.O.Cのフィギュアだけ!

何気なくひっくり返してビックリ仰天したことに、このトラファルガーローは、お尻が半分むきだしです。

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何か造形上の都合で仕方ないのかと最初は思いましたが、よく見ると(画像ではわかりづらいですが)、きちんとお尻が立体的にみえるように、わざわざ「立体おしり彩色」がほんのりいいかんじ(=エッチなかんじ)で施してあるので、確信犯的です。

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どこのド変態が、わざわざ「椅子に座ったシリーズ」フィギュアをひっくりかえしてケツみて喜ぶと思ってるんだ、ああ、ココに一人いますよコンニャロウ。

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今のいま気づきましたが、指の爪が明らかにダスティピンクのネイル&トップコートでツヤツヤです。(↑画像)
ヤダー、わたしより女子力あるー、このトラファルガー・フィギュア。

しかも、これと同じ「Portrait.Of.Pirates(POP)」シリーズのトラファルガー・ローは、全員、日焼けしてるか肝臓を病んでいるかの色黒肌なのに、同じ「Portrait.Of.Pirates」でも、このS.O.Cのトラファルガー・ローは、ぬけるような白い肌。
ノースブルー(北の海)出身という点をやっと汲んでくれたというよりは、ケツお尻の白さとエロさを引き立てるための、これまた確信犯な目論見ではないかと疑わしいです。

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そのくせ、バンダイの公式HPやamazon等の販売ページには、お尻のショットが一枚もないのです。
ここまであざとく造っておいて、狙ってんだか狙ってないんだか、まるでレスリー・ニールセン裸の銃を持つ男」の007オープニングのカメラさんのようなブレつきぶりです(わかる方、伝わるでしょうか…)。
 
でもねー、ご自分でしたら普通どうですか、皆さん。

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ソファに座ってるうちに半ケツ出てきちゃったら、ココまで半ケツになっちゃったらちょっとズリ上がってパンツなおしたくなりませんか
それが無理な場合、こんな笑顔で座ってられますか?

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このお尻撮影は、この記事のためにたった今(深夜)一人で実行したところですが、撮影し終えて再びソファに座らせても相変わらずニヒルに微笑むトラファルガー・ローを見ると、「このヒト変態…?」と自分の行為を棚に上げ、疑惑が浮かんでまいります。

えぇと、好き勝手言いましたが、最後に、一番大声で叫びたい本音を一言だけ。
すべて自分で設置しておいてなんですが、

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「犬、そこをかわれ!!」

100均自作ケースの中に、蚤の市戦利品と100均雑貨とフィギュアをおしゃれに飾る

より正確には、「おしゃれになるといいなぁと願いながら飾る」です。
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100均のフォトフレームで作った自作ケースの中に、東京蚤の市戦利品と、ワンピースフィギュアと、100均雑貨と、フランフランのセール品と香水瓶と自作ビーズアクセサリーを詰め込んだ結果です。
 
最初はむき出しで棚に飾っていました。
が、だんだん混みあってきたので、100均素材でケースを自作し、その中に適度に飾りました。
しかし、更にコレクションが増えてきたので、フィギュアや蚤の市戦利品、インテリア雑貨を詰め込んで、なんとか「おしゃれディスプレイ」にできないかと試みたのでした。
 
では順を追って。

最初はむき出しで飾っていた

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浮き球と洋書は、去年の東京蚤の市の戦利品。
キャンドルスタント(でかい茶色ガラス)はフランフランのセール品。
(¥2,000くらいが600円まで値崩れして大変お得でした)

しかし、次第に増えてきたため、100均のフォトフレームケースを作り中に収納することに。

100均フォトフレームでケースを自作した

不器用なタバサでも簡単に作れて楽しかったけれど、超ズボラなので以下の点がどーしても面倒だった。
フレーム同士の長さを合わせるのが面倒だった
作ったのは、セリアのフォトフレーム4つ切りと2Lを組み合わせたオーソドックスなやつ。
↓ 上からみたところ

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↑ 上の画像、左右のフレームの継ぎ目のところ。
作り始めて気づいたけど、どう組み合わせを考えても、正立方体を作るのでなければどこかの部分(辺)は、自分でフレームの一部を切って短くして合わせないとダメなのね…
扉の留め金の位置を決めてから作らないと、最後にカッコ悪くなる

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↑これが側面…。ナゼか「お勝手口感」が満載です。
組むときのフレームの端同士の「重ね合わせ方」によって、出来上がりが全く変わる。
タバサが使おうと思ってた留め金(セリア)だと、非常にカッチョ悪いつけかたになってしまった…。
タテ置き、ヨコ置き、自在に使おうと思ってたけど、案外そうもいかないことに作ってから気づいた…。

さて、この自作ケースの中に、蚤の市戦利品や100均雑貨を詰め込みました。

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↑ 上は割と初期の状態。
しかし、どんどんコレクションが増えたため、さらに詰め込まねばならず…
(以下へつづく)

自作ケースに、蚤の市戦利品+100均雑貨+フランフラン雑貨+ワンピースフィギュアを飾る

こうして現在の姿に。

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壁が木目調なので、仕方なくちょっと白めにペイントをしてみました。
が、光の具合ではほとんど透けるねー。
アクリル絵の具の一度塗りじゃ弱いのねー。でもベッタリ塗りよりいっか。うん。

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詰め込んだブツのお品書きを以下に。
100均のエアプランツホルダーに、外国のコインを入れたオブジェ(右端)

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ダイソーの園芸用品売り場にあったエアプランツホルダー
中身は、海外旅行で使い切らなかったコインたち。
なんでコインを飾るかというと、海賊っぽいから!です。
後ろの緑のボトル(上の画像のうしろ)
フランフランのセール品の「シャンペン型キャンドル」をリペイントしたもの。

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浮き球(東京蚤の市戦利品)
転がしておくスペースがなくなったため、プラ板でboxを造り、それを棚としてケースの中に入れて浮き球を乗せました。省スペース!
(ケースの中をプラ板で部分的に2階建てにした)
トラファルガーローも、手をかけるところができて安定します。
香水瓶型オブジェ(透明チビ)
フランフランのセール品
水銀瓶入りキャンドル(東京蚤の市戦利品)
買った日の帰り道にコンクリ道に落として破損した代物。
100均や300均のヘアアクセサリー、ビースアクセサリー
お手軽にクラシカルかつ、「お宝感」が演出できて便利です。
香水瓶(ペンハリガン)(左端)
瓶のデザインはとても可愛いけれど、日常使いが難しい香りのペンハリガンの「ブレナム・ブーケ」。普段あまり使わないので、こちらへ収納。
これのタルカン・パウダーは気軽に使えるけれど、トワレは加減を間違うと香害に…。難しいっす…。

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青い瓶(空きペットボトル)と白い花(100均の造花)
テキトーの極み。
ケースの重量制限が気になったので、軽くて青い瓶が欲しかった。
そこで、ミネラルウォーターの「ソラン・ド・カブラス」の空きペットボトルを使用。
瓶だけじゃ寂しいので、余ってたダイソーの造花(白薔薇)を突っ込んだだけ~。
SCultures BIG 造形王頂上決戦5 vol.5 トラファルガー・ロー
ケースに入っているのは、ワンピース漫画のトラファルガーローのフィギュア。

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↑上の画像のように両肩に鬼哭を担いでいるのが本来ですが、邪魔なのと、持っていない方がローにしてはフランクな仕草にみえて嬉しいので、手ぶらです。

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丁度どこかに手をかけている、かったるそうな様子が素敵だと思いませんか!(鼻息)

このローのフィギュアは、見る角度でヘンな歌舞伎顔になったり、舞台メイクしたようなイケメンになったり、不思議なフィギュアでなんともいえません。
(けなすのも褒めるのも難しい)
 
あ、そうそう、自作ケースの底には、丁度処分中だった楽譜のコピーを敷きました。

行き当たりばったりだらけです、このケースに関しては特に。

フランフランのキャンドルを絵具でリペイント

フランフランのセールで叩き売られていた(¥864 → ¥216)「ボトル型キャンドル」。

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全身銀色でのっぺりしていますが、見かけた瞬間から、リペイントしよう!と心に決めていました。

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「これだけキラキラしているから、緑色のペイントを施せば、程よく光沢のある緑になるのでは?」と目論んでのことでしたが、まあだいたい、そうなりました。
 
もう少し、ダークな緑色で塗れば、「レミーマルタン」のような深くて暗い緑になったかもしれないのですが、この鮮やかな緑も、角度が変わるとよく輝いて美しい。

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塗ってる間にラベルがはがれて来たので、一度はがして最後に貼り付けなおしました。
 
小さなリメイクですが、これを隙間に置くと、さりげなくよい存在感を出してくれたりして、なかなか便利です。
(いざとなればローソクになるし!)
 

東京蚤の市2017 戦利品(その2)

堂島孝平さんに緊急で会いに行ったため、結局二日とも行ってしまった。
(ステージ終了20分で、蚤の市の終了時刻になったけれど)

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今回、右側にあるような「時計の機動部分」がすごく目についた。

すごーくカッコよく見えて、歯車だけでもほしくなったけれど、必死でガマン。

 

そのかわり、ではないけれど、こちらを購入。↓

https://www.instagram.com/p/BUJpPH8hpip/

古い時計の振り子。
小さな金具の形まで素敵。

他には船。

https://www.instagram.com/p/BUHjQhFhI4k/

 

ミニチュアの家具と食材。

https://www.instagram.com/p/BUJd9ekBeOd/

マントルピースの上の食材すべて合わせて¥400は破格だと思う!
中野ブロードウェイのドール専門店ぽいお店で、似た内容(もう少し少なかったかも)のパックが¥600~800していた…。

 

二日目は写真をとったけれど、いま見返してみてガクゼン

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赤丸で囲ったところの拡大はコチラ↓

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2つで¥1500!?

ぜんぜん気づかなかった…。

写真までとってるのに…。

 

堂島さんの手の感触に相当舞い上がっていたけれど、これを見落とすなんて…!

ああ、見ておきたかった…。

 

…オタク工作に戻ろっと…。( ノД`)。

東京蚤の市2017 戦利品と市場情報

豆皿市

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  • 開場30分後、激戦区の豆皿市へ直行。しかし、すでに静かなる阿鼻叫喚状態。
  • 10:30には、めぼしいものはほぼスッカラカン
  • 商品がなくなるのは一瞬なのに、その後の会計列に並んでる時間の方が長い
  • ツレと交代でレジの列に並び、一人が他のところを見に行く作戦が時間を有効活用できます。
  • レジにならんでる間に皿を入れておける入れ物(小さなワイヤーカゴや100均のミニかご)を持参している人が多かった。賢い!

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  • とりあえず、いいなと思うものをザザっと手に取り、後で横のベンチで取捨選択する方がいいかも?。モタモタ悩みつつ選んでいると、他の場所のものがドンドン無くなる。逆にいえば、「あっ無い!」と思っても、取捨選択して返しに来る人たちがいるのでそれを狙うテもある。
  • 売り場は蛍光灯の光が強いので、外周に近い自然光のあたる場所でみると皿の印象がまるで変わることがある。(一番上の青・茶の豆皿はそうだった)

フランスのおままごと皿

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前回買いそびれて、悲しかったもの。これ本当に欲しかった!
今回やっと見つけた時にはラスト1枚!
神様、ありがとうございます!
他の柄(女の子が立ってる版)は、複数の店にまだいくつかありました。 

レンズの工場払い下げ品

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今回、初めて見た「レンズのB級品」。
といっても、一般人が認識できるような傷やゆがみはなし(店の人談)。

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ものすごく異常なまでの輝きを放っていて、引き寄せられてしまった。
スワロフスキーや下手なクリスタル以上の輝き方。

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ただし、太陽光を集めて発火させる危険があるので、太陽光には気を付けるようにとのこと。
お店の方によれば、主にデジカメなどのレンズに使われるそうです。量り売り。

金物いろいろ

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フック、蝶番、カギ、歯車、釘、とにかくかっこいい。
会計のとき、商品にあわせたネジを入れてくれるという親切さに感動しました。
ありがとうございます、お店のお兄さんたち! 

瓶(いろんな種類!)

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タバサの大弱点。
最近は100均でかなりよい瓶を売るようになったので、極力買わないようにガマンしたのに、行く先々で色んなプチプラ瓶が待ち構えていて、神の試練でした。
↓下の右側、「フタのつまむところがハート型」→「ハート」→「トラファルガー・ローを思い出すから!」というイタタな動機も含まれています…。

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例によって、同じ瓶でもお店で値段が違ってたり、瓶の古さによって同じものなのに倍以上価格が違ったり。
極力見比べて買いましたが、それでもその間に買われたりで、そこも相変わらず…。
でも、今日の目標、「瓶に3桁以上はかけない(999円以下)」マイルールは守れた。

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唯一の例外が、↑の水色の角瓶。これだけは1000円しちゃった…。
なかなか見かけない美しさだったので、思い切って買ったのだけれど、会計時のお店の人の説明によれば「イギリスの100年くらい前の瓶で、これからも色合いが変わっていくよ」とのこと。
どう変わるんだろう(?_?)。そのとき私は生きているかな…?

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↑「ヘモグロビン錠剤」の薬瓶(大正製薬!)(右の茶色瓶)。
フタの部分に入っている白い粉は、「乾燥剤」。いまだにサラサラ。

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↑飲み物屋さんで「抹茶レモネード」(アイスもホットも可能)を買ったら、入れ物がこの瓶!(右の白いフタ)(「抹茶日本酒」も試したかった…)
飲み途中でフタをしめてカバンに入れられるので、とても便利。
瓶もおうちで使えるしね。 

今回の「掘り出し物」№1、「Victorの犬(ニッパー)」の陶器人形!

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この「His master's voice」の犬(帰宅して調べたところ、ニッパーというそうです)、本当に大好きで、今までの東京蚤の市でも何回か見かけたけれど、全然似てなかったり、似てるけど足が折れて破損してたりで、いつもガッカリビクターしか見たことがなかったので、非常に状態が良くて可愛らしいこのビクター犬には、思わず我が目を疑った。

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しかも、今まで見たどのビクターよりも安い!
もしかしたら、このビクターの犬も、「本物」ではないかもしれないけれど、タバサの感覚ではあの「His master's voice」の犬そのままなので、本当に嬉しい。
蓄音機つくってあげるからね!ご主人の声、聴きたいものね。

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「主人を慕う犬が、蓄音機から聴こえる亡くなった主人の声に耳を傾けている」というのは真実ではないという説もあるけれど、タバサはわんこが亡きご主人の声を一生懸命に聴いている説を信じたいです。

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世界は暖かいものだと思いたいもーん
 

その他(シャンデリアパーツ、チェス駒、ミニチュア家具、食器類)

・シャンデリアパーツ
タバサが知らなかっただけだろうけれど、今回初めて「色付き」パーツをあちこちで見かけた。値段はいつもとほぼ変わらず。真っ赤とか緑とかピンクとか、カラフル。
透明のもあったけれど、全体的に少なめのような?
・チェス駒

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前々回より少なめ?な気もするけれど、個人的にはとてもカッコイイ駒(キングとクィーン)に出会えた。価格もいつもと同じなのに、いつもより立派でかっこよかった…。
・ミニチュア家具
いつもより多めに見かけた気がする。子供のままごとレベルから本格的なものまで種類豊富だったけれど、本当に素敵なものは本当に高かった…。
作るつもりだけど、あのレベルを目指さないとだめか…。
・食器類
今回目を引いたのは、東ドイツの食器類(センターコート中央)。
華美じゃないのに、地味じゃない、独特の美学とセンスに溢れていてため息。
(とても欲しかったが高かった…)
 

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今日は昼過ぎから雨足が強く、テントからしたたる雫が首に入ったり腰巻シャツがびしょびしょになったり、昼から気温も低めになりました(タバサには丁度よいがツレは寒がっていた)。
それでも人はたくさんいて、入口付近の店は昼前にはごったがえして一時期近づけない程だったので、最後の追い出しコールがかかって帰るときにじっくり見てゆきました(そこにも掘り出し物が!←人からみたらガラクタだけれど)。

明日(あ、今日か)は雨の確率が低く曇り予報なので、今日よりもっと見やすいですね~、いいなぁ~。