気を楽にしろ、粗忽屋

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オタク趣味を楽しくインテリアにしたい工作初心者の、100均リメイク・ミニチュア・雑貨工作etc。ワンピース フィギュアのお洒落なディスプレイを探求すれど道は険し…

百均BOXをリペイントしたが、おしゃれになったのかな?実験

リメイクの王道・リペイント

今や百均リメイクの基本のような「リペイント」。
「塗り直し」って言えよ!って話だけど、「塗り直し」より「リペイント」のほうが、オシャレ感UP。モノは言いようであります。カタカナ便利。

さて、百均の白木製品は、「茶色」や「シャビーホワイト」に塗り直されるパターンが多いようなので、「そんなにいいものなら試してみようか」と思い立った次第。
今回は「こげ茶色」に塗ります。

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今回の犠牲者:セリアで買った小物BOX。

 ※「ほうき・ちりとり」が入らないので、棚板を一本撤去中。

 ※ バイオリンと「柴わんこ」以外、すべて百均。
  ダイソー、セリア、キャンドゥ。レジンミニチュアはセリア。

壁が木目だから、巷で行われてるほどに「こげ茶」が映えるかどうか未知数。
白壁なら、絶対に「こげ茶」のほうが映えるとわかるんだけど。

材料・素材

・セリアの小物BOX
・水性ステイン(茶色)
・ワックス
・ボロ布(ステイン、ワックス磨き用)
・ディスポ手袋(100均で十分)

敢えての水性ステイン

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タバサが拝見する限り、巷では「水性ステイン」と「ワックス」2本立てよりも、「オイルステイン」1本で終了の方が多いらしい。

オイルの方がしっかり染みるから、ワックスなしでも「水性」より深みがあるように見えるし、2個よりは1個で済むほうが確かにラク。

しかし、タバサは「色付け(ステイン)」と「油塗装(ワックス・ニス)を別々に行う風習が身についてしまったので、木製品に色をつけるときは2本立て(「ステイン」+「ワックス」)をやめられない。

ステインでつけた色が、拭いたりワックス塗布したりするうちに、想像しなかった色合い・風合いになるのが楽しいからかも。

工程を減らしたい、塗った色にあまりハゲてほしくない場合は、オイルステイン1本でワックスを省けば、一瞬で終わります。
水性ステインのほうが扱いはラク
ズボラでトロいタバサには、こっちのほうがありがたい。

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ちょっと事故があり「アミウダケをとりに行ったチョッパー」状態ですが、とても有能な子です…

最大のメリットは、「筆や容器を水で洗える」「濃度の調整が水でできる」こと。
※水性ステインはあまり薄めると、乾いてから物足りなくて結局2度3度塗りするハメになるので、見た目で丁度いいくらいに薄めると薄めすぎになる。注意。

そして、匂わない
別容器に小出しにして2日位置きっぱなし(ほんとにズボラ)で使ったけど、存在を忘れるほど匂わない。
ものにもよるけど、オイルのほうが匂いは強い。
夜に室内作業することが多いのでこれには困った。
 
水性ステインのデメリットは、タバサが使った感じでは、発色の具合。
オイルのほうが見た目どおりに発色して鮮やかだった。
オイルステインのほうがなんかオシャレなかんじがするんだけど、色の染み方も匂いもタバサにはちょっと強すぎるので、おとなしく水性を使ってます。
ワックスは天然のほうが扱いはラク
これに使ったのは、「木工美肌」という自然素材100%ワックス。

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「和香」「清香」の2種類あり「和香=ヒノキの香り」「清香=ユーカリ」の香り。
防虫効果もあり、天然成分ワックスが好きなのでこれにした。
普通のワックス同様、塗ると深みが増し、保護される。落ち着いた光沢。
「がっつりコーティング力」は強くないけれど、木肌の特色が残り、木が呼吸できているのにツルスベになるところが気に入ってます。
和香・清香で性能の違いはわからなかったので、匂いで使い分けました。
どちらもいい香り!

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刺激臭が強くてびっくりしたのは、先日他で使った「ブライワックス」。
昔の、木の床ワックスの匂い。
仕上がりのコーティング力(覆ってるかんじ)、木が固くしまった感じになるのはスゴイと思ったけど、石油感が強い。
手についたら、洗わないと臭う。

その点、天然ワックスは、多少手についても「すりこんじゃえ」でごまかせなくもない(肌にいいとはいえませんが)。
乾燥しまくったビルケン革靴にも塗ってみたけど、ちゃんとシットリ皮に戻った。

今回は物が小さく、やっても意味なさげな素材なのでヤスリかけはしませんでした。

「リペイント」手順

  1. 好きな色のステインを塗る
  2. 10~15分後、余分なステインをボロ布でふきとる
  3. 30分~1時間乾かす(暖房室内)
  4. ディスポ手袋をして、BOXに手でじかにワックスを塗る

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    ワックスをつける道具は、染みこんでしまうもの以外なら何でもOKだけれど、今回のBOXは小さくて棚が細かいので、指が一番ラクだった。
  5. 30分位(お使いの製品の説明書に従ってください。タバサは超適当)したら、ボロ布で磨く。
    満足なツヤと深みが出たら完成。

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    てっぺんに乗っけてるアイテムが変わってるのは、お気になさらず。

    うーん・・・。

    物理的に背景が濃くなると、手前の小物たちは引きたつ…はずなんだけど、なんだか……塗ってないあれはアレで良かったよね…。
    やっぱり壁が木目だからかなー、思ったほど劇的にかっこよくないなぁ。
    映えない。

    結論:なんでもかんでも、塗ればいいというものじゃないらしい。