気を楽にしろ、粗忽屋

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オタク趣味を楽しくインテリアにしたい工作初心者の、100均リメイク・ミニチュア・雑貨工作etc。ワンピース フィギュアのお洒落なディスプレイを探求すれど道は険し…

100均素材でラバーストラップのディスプレイケースを自作する。「夏の海辺」風に!

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以前、100均コルクボードでラバーストラップのためにディスプレイケースを作りました。
しかし、ディスプレイケースはめでたく完成したけど、結局「ラバーストラップではなくアクセサリーケース(ネックレス専用)として使う」という自分でも予想外の結末に。


今回改めて、ワンピースのラバーストラップを飾る専用のディスプレイケース(ボックス)を作ります。
素材は、ほぼ100均素材。
透明ニスと絵具と接着剤以外、ぜーんぶ100均素材!

 ヒントは、キャンドゥの「ディスプレイBOX ウッドピンチつき」から

写真とってくるの忘れたので、イラスト回想で↓。
描き忘れたけど、開閉の留め具はマグネット式だった。
セリアの旧標本箱に似てるお得な仕様
セリアの標本箱の仕様が変わって久しいですが、キャンドゥの店頭にあったのはセリアの旧標本箱スタイルのディスプレイBOX。
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違うのは、中に洗濯ロープのように細い紐がはってあり、そこにウッドピンチ(ミニ洗濯バサミ)が数個ついている点。
ここにラバーストラップを吊るすといいなー、100均でこれならお得だなー!と思ったのですが…。
キャンドゥのディスプレイBOXをラバーストラップケースにできなかった理由
以下の点がどーしても気になった。
  • フタ部分の木のフレームが太すぎる
    このため、箱内部の四隅に近い部分が暗かったり、隠れて見えなくなったりする。
    この大きさで、透明部分にうまく見えるように入れようとすると、箱の大きさに対して、使えるエリアが狭い…。
  • 箱そのものが小さすぎる
    手持ちのラバーストラップが収まりきらない。縦も横も。
  • ヒモに補助をつけるのが面倒な構造
    一本の紐で、複数のラバーストラップを補助なしで吊るせるか未知数。
    もし、紐の中央が垂れ下がりすぎる場合は補助が必要になるけど、その細工をするには完全BOXタイプ(天板部分がふさがってる)は、やりにくい(面倒は避けたい)。
というわけで、自分で作ることにしました。

100均素材で自作する、ラバーストラップのディスプレイケース(BOX)

デザイン・コンセプト(←たいしたことないけど言ってみたかった)
  • 「洗濯ロープに吊るす」「洗濯もの干しスタイル」

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  • 吊るすのは漫画ワンピースのトラファルガーローとユースタスキッドなので、海賊っぽいかんじ ⇒ 海と島と空がいい!

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    ⇒ 去年の夏に行った礼文島の美しさを再現したい! 
⇒ デザインは、
 「夏の海と島を舞台に、洗濯物扱いのトラファルガー・ローとユースタス・キッド
に決定!
ディスプレイBOXの大きさについて
  • 今回タバサが作ったサイズ:縦17センチ、横20.5センチ、奥行き(浅:5センチ、深:6センチ)。(今これ書くために測った)
  • 「紐に吊るす」飾り方は、「垂れた紐のぶん」と「洗濯バサミのぶん」が必要なので、予想外に「縦の長さ」が必要。 
  • ラバーストラップをミニ洗濯ばさみ(ウッドピンチ)で「吊るす」のも、思う以上に「縦幅」をとる。

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    上の画像のように、最初はスペースを省略しようとラバーストラップをミニ洗濯バサミで直接挟んだのですが、ラバストにクッキリと挟んだ跡がついてしまったため、仕方なくすぐ上の金属(レバーナスカン)部分を挟むことに。↓

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    これで余計にタテ幅が必要になった。
    (プラプラ揺れて一層かわいくなりましたが)
  • でも巨大にしたくない。必要最小限の横幅と縦幅にしたい。

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  • 箱の「長辺」に隙間のある箱(二枚の細い板でできてる)がいい(理由は後述)
    100均のその手のBOXだと、↑横はOKだけど縦がストラップの大きさギリギリ。
面倒くさい作業は極力さけたいが、大きさが足りないなら仕方ねぇ…!

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⇒ タテの長さだけ他の箱と継ぎ足すしかないぜよ!(ズボラの一大決意)

使用した材料

100均ダイソーのWOOD BOX(1~2個)
  • 使いたい箱(長辺に隙間があるタイプ)で、十分な大きさのBOXがなかったので、二種類の100均BOX(ダイソー)をツギハギした。
    ある程度大きさが必要なら2個、小さくてOKなら1個。
  • 上の部分にすき間があるタイプのBOXがいい

    《上の「じーさまの画像」のさらに上の画像のやつ》

    輸送用木箱ぽくてカッコイイのと、中の紐の中央がラバーストラップの重さで大きく垂れさがるときの補助紐(透明テグス)が、隙間があると簡単に結べるから。
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    (針金にすればたるまないけれど、洗濯物は紐がいいよね…)
100均の白い塗料(箱の塗装用)
  • ダイソー「工作用水性ペイント ホワイト」
     真っ白なペンキっぽくなる。
  • オフホワイトな仕上がりが好みなら、セリア「水性塗料 アースホワイト」かも?
100均の粘土(底部分の山の下地)
キャンドゥの「ミルキークレイ」を使ったけど、ラクに造形できるならなんでもいい。
(ちなみにこれはセリアの「エンジェルクレイ」とほぼ同じだと思う)
まったくべたつかず、簡単に形が作れるので中々重宝。
ムーミンのガラスポッド作成のときの残り。
100均のフェイクモスシート(底部分の山の表面)

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ダイソーのフェイクモスシート。
苔玉と同じ素材で、陰影がきれいに出るので。
100均のインテリア用の砂(底部分の砂浜)
ダイソーのインテリア用の砂。白。
礼文島の砂浜は白くありませんが、夏の礼文島の「強烈な青と白のコントラスト」の再現に役立つ。
紐をつけるネジ(2個)
どこかの100均で買ったフォトフレームの後ろに添付されていたヤツ。
パズルフレームとかにもよくついてるよね。
ミニ洗濯バサミ(ウッドピンチ)
ダイソーでもセリアでもキャンドゥでもOK。
ダイソーのボトル砂浜(お好みで)

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単体でも十分可愛いけれど、砂浜の貝殻の調達もできます。
好きな背景の写真(お好みで)
背景は真っ白がいい!という場合は必要なし。
タバサはもちろん、礼文島で撮った写真を使用しました。
その他の材料
・アクリル絵の具(底部分の一部塗装用)
・工作用 透明水性ニス(底部分の海の水)
透明水彩絵の具(海の水の色付け用)
・紐(ダイソー多目的ネットの余り)
・接着剤

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「EVAとか合成樹脂が接着できるもの」と「木工用ボンド(速乾タイプがオススメ)」
 
やたら長大になってきたので、続きは次の記事で!
次からディスプレイBOXを作り始めます。