ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その12
第12回め、「ディスプレイケースに、プラ板その他をとりつける」
2週間前からジーと鳴く蝉はいましたが、今朝からクマゼミが鳴き始めた東京の片隅からお送りしております。
扉をつける寸前で力尽きましたが、あと1回で完成です…長かった…。
プラ板の前にやった方がラクな物を取りつける
プラ板が無いほうがガシガシ鷲掴みできて作業がラクなので、付けられる物は今ここで付けます。
扉の留め具にゴールド加工をして、半分だけとりつける
留め具は100均ダイソーの「アンティーク調 留め具」を使用。
凝った高級品も考えたけど、なるべく100均素材を使うのが今回のコンセプトの一つなので。
この形のものなら、扉の取っ手の役割も果たすので、一石二鳥。
※ 今回の扉は取っ手がとりつけづらいデザインになったので、取っ手なし。
元のままでもいいけど、「金色と木」を組ませたいので、ちょびっと金色加工しました。
使った塗料はアクリル絵具の「dazzling metallics glorious gold」。
扉をとりつけないと、留め具の「掛け金(ラッチ)」の位置がハッキリわからないので、「ラッチを引っかける方」だけ、先に扉につけておきます。
↑ 掛け金を本体につける正確な位置は、蝶番で扉を取りつけたあとにならないとわからないので、ポッチ部分だけ先につけておく。
壁面固定具をつける
かなりの重量を収納するので壁面吊りはしないけど、地震等でバターン!の転倒事故防止のため、壁に固定する金具も背中につけました。
100均ダイソー。
※ネジは添付の物より少し長い手持ちのネジに交換。
添付ネジは短すぎて、使用中にスッポ抜けたことがあるから。
蝶番を半分つけておく
100均ダイソーかセリアのやつ。
塗装する前に彫っておいた窪みに、蝶番をはめ込む。
扉をかぶせながら付ける方がラクなので、本体ではなく扉に蝶番をつけておく。
プラ板をすべて付け終わったら、扉を本体にとりつけます。
ガラス替わりのプラ板を本体につける
昔ホームセンターで購入後、部屋の壁の一部になっていたアクリサンデー社の「サンデーPET 0.5ミリ」。
100均で単体で売ってるプラ板の最大サイズは、タバサの見た限り「B4(@ダイソー)」。
フォトフレームごと使うならA3まである。
今回のケースの扉サイズはA3以上なので、残念ながら100均では入手できなかった。
さて、まだスノコ状態だった頃にサイズ合わせをしてカットしておいたパーツたちの出番です。
- プラ板の両面に保護フィルムがついているので、接着面の保護フィルムだけはがす。
(接着時にボンドがはみ出して内側に付着しても、フィルムがあれば大丈夫) - 内側(まだフィルムが付いている側)に、ボンドを塗る「ノリしろ」部分をうつしとってマジックペンで印をつける。
保護フィルムがあると便利ですなー。
(ない場合はラップかマステでOK) - 接着面側の「のりしろ」に木工用ボンドを塗り、窓部分に接着する。
プラスチック部分に木工ボンドが接着できるか心配だったけれど、しっかりくっついた。
つけた直後は目立ったボンドの白も、乾いてくるとちゃんと透明に。
↓ 角っこの「プラ板でつくる角」もキレイに合ってる!
ミラクル~!
扉にもプラ板をつける
扉用のプラ板をハサミでチョキチョキ切り出し、保護フィルムの接着面だけはがして、ボンドで接着。
・・・だけで終わる予定だったのに・・・。
プラ板に余計なラクガキをしてしまう
面積の広さにガマンできなくなり、ティンカーベルと白雪姫の継母を油性ペンでイタズラ描き(内側の保護フィルムの上なのでなんでもできる)。
調子に乗って油性マーカーで色をつけたら、剥がしづらくなっちゃった…。
↑ ボンドで扉の裏側に貼ったところ。
ディスプレイケースには完全に邪魔なんだけどさー。
↑ 扉を表からみたところ。
未練たらしくまだ保護フィルムをつけたまま。
最近100均の店頭で、「ガラスにはりつけてカフェバー風」になる洒落たグラスペイントシートをよく見かけます。
つけたいなーと思ったけど、ディスプレイとケンカしちゃうもんなぁ…。
あーコレ剥がしづらい…。(よくよくバカ)
次回、「扉を取りつけて完成」にて最終回でございまする。