ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その5
第5回め、「ケースの扉を作る」の巻。
扉の製作~基本の枠組みを作る~
100均ダイソーの工作材料、角棒910×3×24mm【二本組】で作ります。
枠の太さについて
極力、ガラス部分(プラ板で代用)の面積を広くしたかったので、「細い木材」で作るか悩みましたが、結果的にこの太さにして正解だったようです。
ダイソーには、この24mm幅のちょうど半分12mm幅で、厚さがもう少し厚い「角棒」もあるので、そちらのほうが透明部分が増えるじゃん…と迷ったのですが、「最後にプラ板を裏から貼る」とき、フレームとプラ板の接着部分が少なすぎることが心配になり、広めの24mm幅に決定。
寸法どおりにカットして、貼り合わせ…。!? また想定外の事態!
前回で組み立てた本体部分の大きさに合わせて、3ミリの薄っぺらな柔らかい板を切る。
そして接着するだ…け…。……?
…アレッ!?
そして接着するだ…け…。……?
…アレッ!?
またもや、「ヒューストン、問題発生!」
「厚さ3ミリ」の板の切り口同士を突き合わせて接着させても、すぐとれちゃうよ!
これってまさか…
ナナメにカットして、角っこで貼り合わせなくちゃいけないとか…!?
い、いわゆる「額縁式」…?
これってまさか…
ナナメにカットして、角っこで貼り合わせなくちゃいけないとか…!?
い、いわゆる「額縁式」…?
いやだーーッ
額縁式はゼッタイやりたくないよ~っ!!
だって
「8カ所をナナメにカットして、ピッタリ貼り合わせる」とか、タバサにできるわけないじゃん…。
どうしよう…。
「8カ所をナナメにカットして、ピッタリ貼り合わせる」とか、タバサにできるわけないじゃん…。
どうしよう…。
重ね貼りすることで、なんとか「額縁づくり」を回避する
カットした100均木材を青ざめつつ眺めていたら、単純なことに気がついた。
なんだ、表と裏で貼り合わせればいいんだ。
予定では、3ミリ厚の板を一枚だけ使うつもりだったけど、二枚貼り合わせることにして、表面と裏面で組み方の長短を変えれば互い違いになるから、むしろ強度も増してちょうどよくなる!
予定では、3ミリ厚の板を一枚だけ使うつもりだったけど、二枚貼り合わせることにして、表面と裏面で組み方の長短を変えれば互い違いになるから、むしろ強度も増してちょうどよくなる!
この貼り合わせる3ミリ板の間に、プラ板をはさめば完璧になるんだけど、ここでプラ板を挟むとその後の扉の加工のあいだ養生したり、作業がやりにくくなったりするので、迷ったけどやっぱりプラ板は最後に貼ることにしました。
↑ これを木工ボンドで、裏表ベッタリ貼り合わせます。
↑ あと一枚、手前(画像下側)にはめ込んで接着すれば完成するところ。
これで期せずして、扉の基礎フレーム3ミリ厚の予定が6ミリ厚になり、強度が二倍に。
◆今回の作業BGM:Klazz Brothers & Cuba Percussion / Classic Meets Cuba 1&2
キューバ音楽とクラシック音楽の融合。
とにかく心地よくかっこよく、作業BGMでもヘビロテ。
トム・クルーズとジェイミー・フォックスの映画「コラテラル」挿入の「Air」(G線上のアリア)からハマりました。
LAの美しい夜景も、見どころのひとつ。(音楽は0:29~)
次回、「ディスプレイケース扉のモールディング方法を検討する」につづきまする。
次回、「ディスプレイケース扉のモールディング方法を検討する」につづきまする。