ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その5
第5回め、「ケースの扉を作る」の巻。
扉の製作~基本の枠組みを作る~
枠の太さについて
寸法どおりにカットして、貼り合わせ…。!? また想定外の事態!
そして接着するだ…け…。……?
…アレッ!?
これってまさか…
ナナメにカットして、角っこで貼り合わせなくちゃいけないとか…!?
い、いわゆる「額縁式」…?
額縁式はゼッタイやりたくないよ~っ!!
「8カ所をナナメにカットして、ピッタリ貼り合わせる」とか、タバサにできるわけないじゃん…。
どうしよう…。
重ね貼りすることで、なんとか「額縁づくり」を回避する
予定では、3ミリ厚の板を一枚だけ使うつもりだったけど、二枚貼り合わせることにして、表面と裏面で組み方の長短を変えれば互い違いになるから、むしろ強度も増してちょうどよくなる!
↑ これを木工ボンドで、裏表ベッタリ貼り合わせます。
↑ あと一枚、手前(画像下側)にはめ込んで接着すれば完成するところ。
◆今回の作業BGM:Klazz Brothers & Cuba Percussion / Classic Meets Cuba 1&2
キューバ音楽とクラシック音楽の融合。
とにかく心地よくかっこよく、作業BGMでもヘビロテ。
トム・クルーズとジェイミー・フォックスの映画「コラテラル」挿入の「Air」(G線上のアリア)からハマりました。
次回、「ディスプレイケース扉のモールディング方法を検討する」につづきまする。
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その4
組み立てる前に、「バラバラ状態の方がやりやすいこと」を済ませておく
パーツにヤスリ掛けをする
1000番で仕上げると、もはや木ではなくアラバスタ石かなにかのような超絶スベスベになりますが、ここまでやるとタバサ的にはやりすぎ(触り心地は気持ちいいけど)。
(桐は柔らかいのでつい削りすぎる)。
あと、ゲホゲホ咳しながらやってたけど、マスクすればよかったっス…
プラ板(ガラスの代用)のサイズ合わせをしておく
- 今回使用した「サンデーPET」には、表と裏にビニールの保護膜がくっついているので、板の表面に油性ペンでガンガン書き込みました。
もし、保護膜がついていないプラ板を使う場合は、ラップかマステを貼って書き込むと便利かも。 - しまった、左右の横棒の位置がズレてた…
スノコを分解して再構築したときのズレが発覚。
キッチリ工作ができる人なら、「左右のプラ板のサイズは同じ」ハズなので、側板部分の計測は1度で済みますが、タバサにかかると「左右の横棒の位置は同じ」にしたつもりがミリ単位でズレていたので、左右の各ブロック全部を測ってプラ板をカットする羽目に。 - ちなみに、「天板の手前と奥」「側板の左右」は、板に特徴があったので識別が容易でした。
わからなくなりそうな場合は、組むまで印をつけておくことをお勧めします。 - いけね、天板の両端の小さなブロックの採寸まちがえた…
天板(二つ上の画像の左端)は側板に乗せるので、側板ぶんの幅は引いておくべきだった…。
・・・まぁいいや、後でハサミでチョキンと切って調整しよう…。
釘と木工ボンドで枠組みにする
16mmの「こびょう」を用意
スノコの再構築のときに使ったコビョウは13mm。
今度はもう少し深く打ちたいので16mm。
本当はもっと長い釘でしっかり留めたい気もしますが、すのこ板の厚みがそんなにないので、長い釘で射角がズレて途中で突き破ってコンニチワ!になるのは避けたいがために、ほどほどの長さです。
そして、最も目立つ「天板の打ち込み」は、すのこ組みなおしにも登場した「装飾用の金色釘」にお願いします。
組みかたについて
- 底板
縦にかかる力の方向に対抗するよう、底板は横から固定します。 - 天板
完成後、ディスプレイケースの上に物を置く可能性が大なので、上からのベクトルに耐えやすくするよう、「側板に乗っける」ように組みます。
◆今回の作業BGM:GODIEGO GREAT BEST Vol.1 Japanese version
amazonプライムのプレイリストに銀河鉄道999が入ってて、そこから誘導された。
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その3
「タテ方向に半分に切れば出来上がり!」のはずが・・・
「スノコは半分に切れば、棚板と同じ幅になる」ことがわかったので、大喜びでノコギリで半分に切りました(すのこも桐材で柔らかいため、ラクラク)。
(↓ 下図参照)
とっさに浮かんだゴマカシ案
- 「棒が飛び出した方を、奥板側に向けて誤魔化そうよ、姉さん」
奥板と接着するときに、接着面が幅1センチの棒3本しかないってありえないでしょ! - 「とびだした棒部分は切り落として、奥行きは狭くしちゃえばいいよ、姉さん」
棚板はステンレスだから、加工できないよー!
オープンラックなら棚板が多少飛び出してもいいけど、扉をつけるから側板より飛び出すのはNG!
どうしようもないので、すのこの幅を組み替える…
ヒューストン(カツオ)も解決策を提示できなかったため、やむをえないが…。
(うう、めんどうくさいよう…)
すのこの解体と再接着の方法
解体作業
- 「裏の細い棒」に平彫刻刀やマイナスドライバーを少しずつさしこみ、テコの原理で剥がしていきます。
- ある程度ゆるむと、板を垂直にひっぱることですぽん!ととれてくれたりもしますが、なかなか剥がれないのはしつこくマイナスドライバーで剥がさねばならず、板がボロボロに…。
柔らかい桐材の利点が、裏目に出た瞬間です…。
上の画像は、ヤスリをかけてダメージを最大限ごまかした状態。 - すのこの横棒は、接着剤と金属の細い針(ホッチキスの直線版)で接着されているので、出て来た針は必ず取り除きます。
ペンチでつまんで垂直にひっぱると、簡単に抜けます。
※ 針は再利用しようとがんばるよりも、潔く捨て、接着後にこびょうでも打ち込むほうがラクです。(←無駄にがんばった人の証言)
すのこ再接着のポイント
- キレイに剥がせなかった場合、ささくれが危ないので、目の粗いサンドペーパー(荒い方がササクレは一気に片付く)でなめらかにしておきます。
(再接着する場合もしない場合も!)
木が柔らかいので、これも簡単にならせ(均せ)ます。 - 基準となる幅のもの(底板や棚板)をあてて、同じ幅になるようにスノコを再接着する。
木工用ボンド使用。 - 側板にする「すのこ」は、棚受けになる横棒が同じ位置になるよう気をつける。
棚板をわたしたとき、左右で高さが違ってしまいます。 - はがした木の棒(横棒)の接着面がボロボロになったときは、ひっくり返して再接着するか、別の木材を使用する。
接着面がガタガタだと、横棒と板の間にすき間ができて接着が弱くなる心配があるので。
↑ 剥がしたサイドは痛々しい見た目だけど、ひっくりかえして使った接着面側はフラットでキレイ。
この程度の損傷なら、棚板はのせられるので再利用した。
タバサは剥がしたうち、2本がバキバキに割れたり、派手にデコボコになったりしたので、別の木材と交換しました。
(「何に使うかわからないけどとりあえず買っておいた棒」がここで大活躍) - 天板の横棒を一本撤去する
ここまで来たらついでなので、天板にする「すのこ」のカスタマイズ。
↑ なるべく光を入れたいので、3本あった横棒を一本撤去して、残り2本を両端ギリギリにつけなおした。(ケガの功名?)
つけなおした横棒を、釘などで補強する
木工ボンドだけでもいける気もしますが、元々の造りで「ホッチキス針」が入っていたので、念のため金属を打ち込みます。
外側と内側から一本ずつ打ち込み。
わかりにくい~ごめんなさい~。
外側からは「金色釘」を、内側から打ち込むほうには「こびょう」を使用。
やれやれ、想定外なぶん余計に負担感が…。
気を取り直しましょ。
◆今回の作業BGM(バックグラウンドムービー)SUPER NATURAL シーズン5&6
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その2
メイン部分のおもな材料
100均ダイソーの「水切りスタンド」
これなら「頑丈」だし、「光も通す」ので、条件にピッタリ!
タバサの中学の同級生で家業が製鉄所の子がいましたが、もうほんとにね、おうちが製鉄所とかガラス工房の人って実に羨ましい…(タバサ内“貴族”)。
100均ダイソーのすのこ (45×20)
フォトフレームのかわりに、100均素材で作る棚の帝王・「すのこ」を使うことに。
板の幅が太くなると、そのぶん光が入らなくなると思い、一番小さなサイズで。
すのこで作る棚は何気で頑丈らしいので、すのこの「横に渡してある木の棒(横棒)」を、そのまま棚受けに使うつもりでした。
100均ダイソーの木材
- 角棒910×3×24mm(二本組)
画像の上のほうのやつ。3ミリなのでうすっぺら。扉のフレーム用。 - 角棒910×5×12mm
画像の下のほうのやつ。
「よくわからんけど、使うことがあるかもしれない」ので買いました(タバサ工作あるある)が、結果的に買っておいてよかった…。 - 板材400×6×120mm(一つ上の画像、“ステンレス水切り”の左のやつ)
底板にします。
透明な板
扉の全面、そして側板と天板の「すのこのすき間」空間を、これでカバーします。
(瓶やフィギュアのホコリをいちいち掃除する手間をはぶきたい)
奥板にする素材(未決)
……切る作業がメンドクサイ…タイヘン…。(←ほんと工作むいてないよ、この人)
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する
蚤の市戦利品
100均素材で作るディスプレイケースというと、「100均セリアのフォトフレームを使ったディスプレイケース」が鉄板かと思われますが、残念ながら今回作成するディスプレイケースは、使いたくても100均のフォトフレームが使えません。
替わりに、他の100均素材を使いたいと思います。
鉄板の「100均フォトフレーム」が使えない理由
理由その1:「とっても頑丈な棚」が必要だから。
そこで、もっと簡単に強度が出せる、別の100均素材を使うことにしました。
理由その2:奥行きは狭いが正面の面積が広いため、フォトフレームでは間に合わない
今回自作するケースの作成条件
頑丈な棚を、簡単に作ること
奥行きは狭くするが、高さと幅はある程度必要。
しかし、瓶の数は結構あるので、奥行きがない分、幅や高さがある程度は必要になる。
扉をつけなくてはならない
ディスプレイケースの中は、なるべく光が入るようにしたい
光がたくさん入った方が、ガラス瓶もフィギュアもよく見えるし、開放感があります。
↑ 今年の蚤の市の戦利品。
しかし、フォトフレームは上記の理由で使えないので、別の100均素材でなるべくこの条件のクリアを目ざします。「棚板」も、できるだけ、「光を通す」構造にする。
アンティーク調な雰囲気のディスプレイケースにしたい
(できるなら!理想!希望!)
なるべく100均素材を使う
自分の身の丈にあった製作品を、ということもありますが、高価なケースを作ってしまうと、部屋の条件変更や飽きたりして使わなくなったときに悲しくなるから。
なるべく簡単に作れるようにする
◆最もラクな方法で!
「木 + 金色(真鍮)」のモチーフを入れたい
上の画像は、5月の「東京蚤の市」でGETした「時計の振り子」。
このような「木と金色」の組み合わせいいな~としみじみ思っていたので、いま作るならそれを取り入れたいな~、と。
(こんなに美しくできないけれど)
というわけで、こういう棚を作ることにしました。
100均素材でラバーストラップのディスプレイケース(BOX)を自作する。最終回。
ラバーストラップ用ディスプレイBOXの作り方(最終回)
底板と箱部分(BOX本体)がかみ合うように微調整する
底板に山と砂浜を作ったとき、きちんと接着面を残した人には不要な作業です。
↑ 底板に本体部分を乗せてみたら、山方面が全然噛み合わない!
隙間が空いて、土台の粘土のオレンジ色が側板に反射しています。
底板には十分な接着スペースを残していたけれど、山の土台の粘土とフェイクモスシートが「空中」で少しはみ出していました。厳しい~。
↑ しまった、底板の側面に白色をつけるべきだったと今気づきましたよ。
側板からはみだした「山の側面」は、粘土剥き出し状態だったので、はみ出た部分にだけ、上の調整作業で削った「フェイクモスシートの破片↓」で「こんもり」に。
最初にフェイクモスシートを貼って以来、接着剤は付けていないのですが、1週間以上経過しても粘土につけた接着剤が粘度を保っていたおかげで、ラクラク作業でした。
スコッチプレミアム2すげぇ…。
箱(BOX本体)部分と、底板を接着する
↑ 土台粘土とフェイクモスシートを少しだけ削り取って微調整し、ぴったり収まるようになりました。
100均の貝殻ディスプレイ(小)を浜辺に飾る(お好みで)
ダイソーで新発売の「ボトルに入った砂浜」。
この「砂浜ボトル」、やたら貝殻がいっぱい入ってて太っ腹だと思いませんか!?
貝殻を三つ抜いても、まだこんなに入ってるんだよ!
ディスプレイ用というより素材用だよね!
ありがとうダイソー!
雰囲気出て来た?
ラバーストラップを吊るし、ダイソーレジンマグネットや灯台置物を配置する
ダイソーのものばかりだなぁ…。
ノッポ灯台とヨットはレジン置物。カモメの灯台はマグネット。
ノッポ灯台はなくてもいいと思ったのに、砂浜ボトルとのパステルな調和が捨てがたいほど可愛いらしくて、一緒に買ってしまった。
礼文島で撮影した写真をボックスの中に飾ります。
マスキングテープが見えないよう、単純に貼っただけ!
↑ 上からショット
↑ 横からショット
さらに100均貝殻(シェルミックス)を一緒にディスプレしてみる
夏になると出て来るお馴染みの100均の貝殻(ダイソーのシェルミックス)。
ダイソーには「無着色・巻貝入り」「パステル・平貝たっぷり(シェルミックス パステルカラー)」の2種があり、でかい巻貝は苦手なので(幼少期に家にいたヤドカリを思い出す)、パステル平貝セットを選択。
↑ これでも7~8枚抜いてる。たっぷり入ってます。(左側)
下に引っ張られることを懸念して、テグスでロープの中央を留めていたのですが、外してみたら、こっちのほうがよかった・・・。
(テグスを避けながら白ペイントしたアタイの努力は一体…)
角度により、箱の上部の板の隙間から光が入ってくるのがうれしい。
今回、洗濯物にされたワンピースのラバーストラップたち
ロー(笑み) ラバーストラップ きゅんキャラいらすとれーしょんず 「一番くじ ワンピース ヒストリーオブロー」
このちびローの舞台のミニオン島は冬でしたが、礼文島も冬は雪に閉ざされます。
季節は違うけれど、「ノースブルー(北海)の離島」つながりとして、原作のお話的にもこのケースに最も生えるラバーストラップかなー?と勝手に感じてます…
ロー&ベポ ラバーストラップ きゅんキャラいらすとれーしょんず「一番くじ ワンピース ヒストリーオブロー」
シャツスタイルも新鮮だったけど、トラファルガーローは腰のラインがかっこいいので、ぴったりしてる服がいい。
ロー(おにぎり) ラバーストラップ きゅんキャラいらすとれーしょんず 「一番くじ ワンピース ヒストリーオブロー」
「きゅんキャラいらすとれーしょんず」が何なのかよくわかってないんだけれど、とにかく可愛いことはわかった。
ワンピースラバーストラップ 樽コレクション トラファルガー・ロー
かわいい。ひたすら、かわいい。
サニー号に乗ってるときの服ですが、あの服は結局、サニー号乗船用でしたね。
人の船に乗るためだけに服を用意していたトラファルガー・ロー、可愛い。
右手の甲に入れ墨がないのは、見逃す(←見逃してない)。
ワンピースラバーストラップ 樽コレクション ユースタス・キャプテン・キッド
かわいいのに、BOOKOFFで100円叩き売りされていた。
ユースタスキッドは、ワンピース得意の「左右非対称」の権化ですね。
目の傷が3本なら、シャンクスとまったく同じ身体条件になるのに。
心を洗われる体験がしたい? 礼文島へ行かない手はない!
今回のラバーストラップケースの中に飾った写真です。
夏の終わり、礼文島へ日帰りトレッキングに行ったときに撮影。
北海道の稚内からフェリーで2時間弱。
その道中も「ワンピースごっこ」ができます!(笑)
礼文島は本当に文字通り、心が洗われます。
美しさと自然のパワーが、とてつもないです。
礼文島がスゴイのは、ところどころが細長いため、山の尾根に立ったとき、「山の頂上にいるのに、モロ海に囲まれてるー!」体験ができること!
(↑ 上の画像もそうです。左側の尾根に見える「筋」が「道」です)
島のどこにいても、気持ちいい!!
私が行ったときは、花のハイシーズンの直後、ウニ漁があと数日で終了という時期でした。
有名な岬めぐりトレッキングコースをまわりましたが、ほとんど人に会わず、大自然を心底満喫させてもらいましたよ!
まだの方は、ぜひぜひ一度どうぞ!
太陽と海が大の苦手なタバサがここまで勧めるのですから、間違いありませんよ~!
100均素材でラバーストラップのディスプレイケース(BOX)を自作する。その3
100均の素材で、ワンピースの海賊さん用(トラファルガー・ローとユースタス・キッド)のラバーストラップのディスプレイBOXを作る、第3回。
今回で終わりたかったのですが、画像で重くなって見づらい様子なので、次回と分けます。(次回で終了)
ラバーストラップ用ケース(BOX)の作り方(その3)
砂浜を作る(一回目)
方法は、100均ダイソーの「インテリア用の砂」をくっつけるだけ!
砂浜が山より高くなるのが気になり、「山の裾野(砂がかぶる部分)」をハサミやカミソリで刈りこもうとしたけど、うまく刈れないのでそのまま砂を乗せた。
特に問題はなかった。
迷わず印がつけられれば1回で済むけれど、タバサは実際に砂を乗せてみないと「砂浜の幅(波打ち際の位置)」が決められなかったから。
(理屈では、山の境界線まで青く塗っても砂で覆うからOKなんだけど、何かのはずみで青が透けたらカッコよろしくないので、青色は海の境界にとどめたい)
← 寒いダジャレ
「砂浜」と「海」の間に空白ができたら困るので、「波打ち際の位置」がわかるように一度砂浜を作り、海を塗って、それから海に砂浜のエッジをかぶせて、「波打ち際」を作ります。
これはその1度目。
【方法】
砂浜にしたいエリアに木工用ボンドを塗り、砂を乗せてギュウギュウ押し付ける。
ボンドがついた指で押えたため指が砂糖菓子のようになりますが(手袋すればよかったと今思った)、
「乾いたらボンド塗る ⇒ 砂を乗せる ⇒ 押し付ける 」を2~3回繰り返す。
※注:乾くまでは砂がバラけて落ちやすいので、動かさないようにする。
海の色を、底板に塗る
沖に近い(深い)方は濃い色なので、ちょっと暗めに塗る。
黒、紺、青、緑、白を少しずつ使用。
砂浜を完成させる(2回目)
海の色がついて波打ち際の位置が決められるので、青い部分に砂浜のエッジ(端っこ)をかぶせるように砂を追加して、完成させる。
また画像取り忘れたので、次の工程(海水をニスで作る)が被さってしまった。
実際には、海水ニスは砂浜が完成した後に、塗りました。
海の水を工作用ニスで作る
- 面倒なので、絵具を出すのもニスをとくのも一つのカップで次々やりました。
(色を変えるときは、混ぜる気がないなら前のニスは完全に拭き取ってから)
(この工作ニスは乾きが早いので、ちょびっとずつで丁度よかった)
↑ 泡がたたないように、よく筆でマゼマゼすること。色の固まりが気にならないくらいに。 - 色つけには「透明水彩絵の具」を使いました。
「不透明の絵の具」だと工作用ニスが不透明になってしまうので、海水が濁ります。
- 途中で気づいたけど、海水が厚くなってくると、手前(彫りっぱなし側)に垂れる危険があるので、「薬の箱(自立してツヤツヤでニスがくっつかない)」を切って、マスキングテープで貼って壁にした。
- 工作用の透明ニスに透明水彩絵の具をまぜ、透明な青、透明なエメラルドグリーン、透明な紺などなど、色々な色を塗り重ねてゆく。
ほんの一部分だけ色を変えたりすると、本物の礼文島の海に近くなった。
- 砂浜の波打ち際にも、何色かのニスをちょびっと重ねる。
- この一連の画像、実は少しずつ色を足して少しずつ変化しているのですが、伝わらないですね…。実物みるとすごくわかるのですが…。撮影下手で申し訳ない。
↑タバサ的に「もういいかなー」の状態。
お、すごーい、水っぽーい!
と、喜んだのも束の間…。ニスが固まって壁を撤去すると・・・
※波を作るなら2液式レジンが良いと思いますが、「調合」という精密作業が入るので回避。
まー、初回の割に、がんばった…と思いたい…。
人魚姫も最後はたしか海の泡…。
これ全部アリエルかぁ…。
100均素材でラバーストラップのディスプレイケース(BOX)を自作する。その2
ワンピースの海賊さんのラバーストラップ専用ディスプレイケース(BOX)を作るシリーズ、part2です。
モデルは夏の礼文島なので、まさに「ノースブルーの海と島」!。
トラファルガー・ローにぴったり~。
「海と島」ラバーストラップ用ディスプレイBOXの作り方
↑ 工程がおかしいのは、自分の構想がうまくいくかどうか、テストでつけたら、また外して再度つけるのが面倒くさくなったので、つけたまんま開始しちゃったためです。
白く塗装するとき避けなくてはならないけれど、塗るのは大好きなのでまったく苦じゃない。透明なテグスが白くなったり洗濯ばさみが白くなったりしたけど、別にいい。面倒なのが一番困る…。
箱のタテの長さを継ぎ足す
底板ですが、元の箱が「長辺にすき間のあるタイプ」なので、そのまま付け直すと底板にも隙間があることになる。しかし、底部分には「海」を作るため、隙間は都合が悪い。
100均素材(特に桐)は、加工がラクで本当に助かるわー。
この時点では、最終的に天板と底板の寸法は同一にして、キャンドゥのディスプレイBOXのようにフタをつける予定でした。(精密作業が苦手なので、採寸や接着のズレを予測して大きめに底板を作ったが、最後に調整するつもりだった)
底板の部分だけ接着しないまま、白く塗装する。
- BOX本体になる部分は、ウラ側以外、徹底的に真っ白に塗ります。
(画像は全然徹底してないけど) - 底板:色々細工するので、正面になる(外枠になる細い)部分のみ、白くします。
考えた方法で海を作れるのか、確認テストをする
- 底板をアクリル絵の具で、青や緑に塗る。
- 工作用の水性ニスに透明水彩で色をつけて重ね塗りする
・色は都度かえる
・海の複雑な色合いと深さを再現したかった
※ 本番は、重ね塗り回数もニスの量ももっと多くなる。 - 最後に無色なままの工作用ニスを塗る。
底板に、「山の原型」と「海の原型」をつくる
- 「山の原型」
礼文島の「海に向かうなだらかな部分」がモデルです。
(礼文島独特の「断崖絶壁の部分」も捨てがたかった…)
チェックのためフェイクモスシートを乗せ、凹凸の出具合が好みの形になるよう形成します。 - 「海の原型」
向かって右が沖になるので、底板の右側を彫刻刀で彫って深くします。
夢中になると無頓着になるので、箱の接着のために残しておくべき部分にはマスキングテープを貼りました。
(役に立ったけど、これをやっても山と砂浜がオーバーして、最後に削りとる羽目に)
好みの深さまで彫れたら、ヤスリをかけて表面を整える。
(かけなくてもいいかもしれないけど、礼文島の海底に藻はなかったので)
(昆布は泳いでるけど)
山の表面を、フェイクモスシートで覆う
これを粘土の表面に塗り、5~10分放置してから、大きめにカットしたフェイクモスシートを貼ってゆく。
(次回で終わりたい)