ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その7
モールディングを作りながら、諸葛孔明との「年の差婚」の可能性を検討したんですが、あの人 西暦181年の生まれだから、ざっと1803年くらいの年齢差?
いいなぁ~…孔明の奥さんかぁ…。
現場でセリフのおさらいをする天才軍師。
ケース扉にモールディング装飾を作りつける
材料を切る
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その6 - 気を楽にしろ、粗忽屋
最初に作った「扉のフレーム(下画像)」の上に乗せて寸法を合わせ、材料を切ります。
端っこの処理、どーしたらいいの!?
今度こそ、「額ぶちづくり」から逃れられない
「二重構造の両面を張り合わる」作戦で「額縁づくり」から逃れましたが、今回は木材同士を重ね合わせることが絶対に不可能!
避けまくってきた「額縁づくり」…。
どーしてもやらねばならない運命だったのか…。
(とにかく「バイアス処理」が怖いんです…!)
額縁の前に、半丸棒を寸法どおり切り、塗装しておく
他の木材よりも乾燥時間を長くとれば定着が進み、他との色の差が抑えられるのではと期待して、最初にこの半丸棒だけ、塗装しておきます。
色は、これまたコンペの優勝者、「ダークブラウンさん」です。
額縁づくりをやる前に、「モールディング加工」をしておく
溝の加工方法
最悪な仕上がりになったよ!
ノコギリやりすぎて貫通しかけたり(画像右上)。
サンドペーパーで溝の形を整えてみましたが、「へんなとこで割った割りばし」みたいな仕上がりになっちゃった・・・。
前回記事の試作品とずいぶん違う様相になってるけど、大丈夫か!?
泣く泣くモールディングの「額縁づくり」をやる
「額縁づくり」の手順と、半丸棒との闘い
- 扉の基礎フレームの四隅に、内角と外角を結ぶ線をひく(ガイドライン)。
- モールディングの素材の両端を、その線にそってカットする。
- ボンドで基礎フレームに貼り付ける
完了したら、木工ボンドでべったり、フレーム上の「外周側」に貼り付けます。
やっぱりズレた! 隙間があいちゃった!
(でもね、ピッタリ合ってるところもあるんだよ!!)↓
しかし、ごまかすアイデアにかけては磯野カツオに負けないタバサ。
(使いかけの石粉粘土が机の引き出しに入ってた)
めっちゃ目立ってるけど、このモールディングは塗装するし、石粉粘土は塗料を吸収しやすいはずなので、まぁなんとかなるでしょ。
「溝をつけた木材」を額縁づくりにする
問題なさそうなので、木工ボンドでべったり接着。
ノコギリかけすぎて貫通した部分も、貼り付たらまったくわからなくなりました♪
ノコギリで溝をつけるほかに、最初から別々の木材(太い棒・細い棒)で作る方法もあったなと思ったけれど、それじゃタメなのー。
理由:基礎フレームの部分をグラウンドフロアとするなら、溝の木材は2F、溝部分は1F、そして半丸棒が3Fという、4段階構想なので、別々の木材でやるなら、直径1ミリの正角材をはさまねばならず、でもその気が起きなかったのよね…。
(極力、100均木材で済ませたかったのもある)
最初に作った「扉の基礎フレーム部分(一番下の細く見えてる層)」は、「額縁づくり」を回避したためにつなぎ目の線の向きが違って目立ちますが、面積が狭いし一番奥なので、なに、塗りゃあわかんねぇよ、塗りゃあ!(結局ソレ…)
◆今回のBGM(バックグラウンドムービー):SUPER NATURAL シーズン7~8
「悪魔祓い兄弟」シリーズ、amazonプライムで無料配信なので、つけっ放しで愛聴中。
スーパーナチュラル、シーズン9までプライム無料対象。
この兄弟のおかげで、たびたび画面に釘づけになりモールディングの溝がさらにヨロヨロになった。
サミュエルは前髪あった頃がベストだと思いませんかー!?
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その6
第6回、「ケース扉のモールディング・コンペティション」の巻。
ケース扉の製作 ~モールディング装飾を考える~
私は「桐材に塗装+ワックス」した木肌の質感が好きなので、扉のフレームは装飾なし・全面フラットで木肌の美しさ強調したいと考えていました。
「曲線と段差の装飾(モールディング)をやってみたい、できれば金色モチーフも盛り込みたい」思いが強まり、この際チャレンジしてみることにしましたよ。
どこに売ってるの!? モールディング!
ところが今回、ケイヨーD2とユニディの大型店(タバサ村では村一番の大型店)をハシゴして、担当の店員に「モールディングどこですか?」と尋ねても、「ナニソレ?オイシイの?」という反応。
えぇぇぇぇ~…!?
わかったよ……いいよ、自分で作るよ…。(秘技「見様見真似」)
試作品で比較検討する(社内コンペ開催)
2個作ってもうメンドーになり、やめましたけれど。(全然エラくないぞ!)
(コンペっていわないだろ、それ)
これらを比較して
- 「曲線モールティング」に使う素材(竹ひご or 半丸棒)
- 「段差(溝)のモールディング」の方法(彫刻刀 or ノコギリ)
- 塗装する色(オーク or ダークブラウン)
竹ひご vs 半丸棒
多少はしょうがないけど、あまりにも定着しないので、断念。
本当は、もう少し小さい方が全体のバランスがよかったんだけど、しかたない。
直径10ミリ、90センチ1本=76円。
結果:「半丸棒の勝ち」。
といいなぁ!と思ったので、先塗り作戦でやってみます。
(このため、塗装の色もこの時点で決めなければならなくなった)
彫刻刀 vs ノコギリ
モールディングのあの溝って、どうやって作ればいいんだろー?とずっと疑問だったけど、調べてしまうと残念なので、この機会に自分で試行錯誤してみたよ。
まずは、丸&角の彫刻刀でゴリゴリ掘って彫ってみた。↓
↑ わかるかな? 画面左のほう。
田舎の泥道をヨロヨロと自転車が通った跡のような…。
ノコギリを水平に使って木をカットしてるときに、偶然キレイに溝がついたので、「おお!これは使える!」と一躍候補に躍り出ました。
それでも自転車の轍(わだち)よりはマシなので、
こうなったら、一生調べないで考え続けたいと思います。
(無駄なところにエネルギー)
オーク vs ダークブラウン
普段あまり使わない、オークも使ってみた。
しかし……。
◆今回の作業BGM
おススメ!【音楽療法】作業用BGM⓶ 二胡演奏 勉強,睡眠促進、座禅、瞑想、うつ、ランニング - YouTube
ここ数日の「蒸し蒸し天気」を過ごしやすくしてくれました。
鳥のさえずりと胡弓とアンビエントサウンドが延々続き、癒されます。
←三顧の礼シーン。
コレを聞いていると、中国大河ドラマ「Three Kingdom~三国志~」の諸葛孔明の臥龍庵のしっとりとした美しさが蘇ってきます。(音楽とドラマは無関係ですが)
あの孔明は、実にイケメンで涼やかな軍師殿でした。
今のようなムシムシする時期にゼヒ会いたい、一服の清涼剤のような人です。
洋風も大好きだけれど、こういうのはアジアでなければ感じられない美だなぁとしみじみ。
↑ 撮影当時、ヘビースモーカーだったらしい孔明さん。
衣装も小道具も役者も物語も本当によくできていて、面白かったなー、あのドラマ。
次回、「ケース扉をモールディングで装飾する」へ続きまする。
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その5
第5回め、「ケースの扉を作る」の巻。
扉の製作~基本の枠組みを作る~
枠の太さについて
寸法どおりにカットして、貼り合わせ…。!? また想定外の事態!
そして接着するだ…け…。……?
…アレッ!?
これってまさか…
ナナメにカットして、角っこで貼り合わせなくちゃいけないとか…!?
い、いわゆる「額縁式」…?
額縁式はゼッタイやりたくないよ~っ!!
「8カ所をナナメにカットして、ピッタリ貼り合わせる」とか、タバサにできるわけないじゃん…。
どうしよう…。
重ね貼りすることで、なんとか「額縁づくり」を回避する
予定では、3ミリ厚の板を一枚だけ使うつもりだったけど、二枚貼り合わせることにして、表面と裏面で組み方の長短を変えれば互い違いになるから、むしろ強度も増してちょうどよくなる!
↑ これを木工ボンドで、裏表ベッタリ貼り合わせます。
↑ あと一枚、手前(画像下側)にはめ込んで接着すれば完成するところ。
◆今回の作業BGM:Klazz Brothers & Cuba Percussion / Classic Meets Cuba 1&2
キューバ音楽とクラシック音楽の融合。
とにかく心地よくかっこよく、作業BGMでもヘビロテ。
トム・クルーズとジェイミー・フォックスの映画「コラテラル」挿入の「Air」(G線上のアリア)からハマりました。
次回、「ディスプレイケース扉のモールディング方法を検討する」につづきまする。
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その4
組み立てる前に、「バラバラ状態の方がやりやすいこと」を済ませておく
パーツにヤスリ掛けをする
1000番で仕上げると、もはや木ではなくアラバスタ石かなにかのような超絶スベスベになりますが、ここまでやるとタバサ的にはやりすぎ(触り心地は気持ちいいけど)。
(桐は柔らかいのでつい削りすぎる)。
あと、ゲホゲホ咳しながらやってたけど、マスクすればよかったっス…
プラ板(ガラスの代用)のサイズ合わせをしておく
- 今回使用した「サンデーPET」には、表と裏にビニールの保護膜がくっついているので、板の表面に油性ペンでガンガン書き込みました。
もし、保護膜がついていないプラ板を使う場合は、ラップかマステを貼って書き込むと便利かも。 - しまった、左右の横棒の位置がズレてた…
スノコを分解して再構築したときのズレが発覚。
キッチリ工作ができる人なら、「左右のプラ板のサイズは同じ」ハズなので、側板部分の計測は1度で済みますが、タバサにかかると「左右の横棒の位置は同じ」にしたつもりがミリ単位でズレていたので、左右の各ブロック全部を測ってプラ板をカットする羽目に。 - ちなみに、「天板の手前と奥」「側板の左右」は、板に特徴があったので識別が容易でした。
わからなくなりそうな場合は、組むまで印をつけておくことをお勧めします。 - いけね、天板の両端の小さなブロックの採寸まちがえた…
天板(二つ上の画像の左端)は側板に乗せるので、側板ぶんの幅は引いておくべきだった…。
・・・まぁいいや、後でハサミでチョキンと切って調整しよう…。
釘と木工ボンドで枠組みにする
16mmの「こびょう」を用意
スノコの再構築のときに使ったコビョウは13mm。
今度はもう少し深く打ちたいので16mm。
本当はもっと長い釘でしっかり留めたい気もしますが、すのこ板の厚みがそんなにないので、長い釘で射角がズレて途中で突き破ってコンニチワ!になるのは避けたいがために、ほどほどの長さです。
そして、最も目立つ「天板の打ち込み」は、すのこ組みなおしにも登場した「装飾用の金色釘」にお願いします。
組みかたについて
- 底板
縦にかかる力の方向に対抗するよう、底板は横から固定します。 - 天板
完成後、ディスプレイケースの上に物を置く可能性が大なので、上からのベクトルに耐えやすくするよう、「側板に乗っける」ように組みます。
◆今回の作業BGM:GODIEGO GREAT BEST Vol.1 Japanese version
amazonプライムのプレイリストに銀河鉄道999が入ってて、そこから誘導された。
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その3
「タテ方向に半分に切れば出来上がり!」のはずが・・・
「スノコは半分に切れば、棚板と同じ幅になる」ことがわかったので、大喜びでノコギリで半分に切りました(すのこも桐材で柔らかいため、ラクラク)。
(↓ 下図参照)
とっさに浮かんだゴマカシ案
- 「棒が飛び出した方を、奥板側に向けて誤魔化そうよ、姉さん」
奥板と接着するときに、接着面が幅1センチの棒3本しかないってありえないでしょ! - 「とびだした棒部分は切り落として、奥行きは狭くしちゃえばいいよ、姉さん」
棚板はステンレスだから、加工できないよー!
オープンラックなら棚板が多少飛び出してもいいけど、扉をつけるから側板より飛び出すのはNG!
どうしようもないので、すのこの幅を組み替える…
ヒューストン(カツオ)も解決策を提示できなかったため、やむをえないが…。
(うう、めんどうくさいよう…)
すのこの解体と再接着の方法
解体作業
- 「裏の細い棒」に平彫刻刀やマイナスドライバーを少しずつさしこみ、テコの原理で剥がしていきます。
- ある程度ゆるむと、板を垂直にひっぱることですぽん!ととれてくれたりもしますが、なかなか剥がれないのはしつこくマイナスドライバーで剥がさねばならず、板がボロボロに…。
柔らかい桐材の利点が、裏目に出た瞬間です…。
上の画像は、ヤスリをかけてダメージを最大限ごまかした状態。 - すのこの横棒は、接着剤と金属の細い針(ホッチキスの直線版)で接着されているので、出て来た針は必ず取り除きます。
ペンチでつまんで垂直にひっぱると、簡単に抜けます。
※ 針は再利用しようとがんばるよりも、潔く捨て、接着後にこびょうでも打ち込むほうがラクです。(←無駄にがんばった人の証言)
すのこ再接着のポイント
- キレイに剥がせなかった場合、ささくれが危ないので、目の粗いサンドペーパー(荒い方がササクレは一気に片付く)でなめらかにしておきます。
(再接着する場合もしない場合も!)
木が柔らかいので、これも簡単にならせ(均せ)ます。 - 基準となる幅のもの(底板や棚板)をあてて、同じ幅になるようにスノコを再接着する。
木工用ボンド使用。 - 側板にする「すのこ」は、棚受けになる横棒が同じ位置になるよう気をつける。
棚板をわたしたとき、左右で高さが違ってしまいます。 - はがした木の棒(横棒)の接着面がボロボロになったときは、ひっくり返して再接着するか、別の木材を使用する。
接着面がガタガタだと、横棒と板の間にすき間ができて接着が弱くなる心配があるので。
↑ 剥がしたサイドは痛々しい見た目だけど、ひっくりかえして使った接着面側はフラットでキレイ。
この程度の損傷なら、棚板はのせられるので再利用した。
タバサは剥がしたうち、2本がバキバキに割れたり、派手にデコボコになったりしたので、別の木材と交換しました。
(「何に使うかわからないけどとりあえず買っておいた棒」がここで大活躍) - 天板の横棒を一本撤去する
ここまで来たらついでなので、天板にする「すのこ」のカスタマイズ。
↑ なるべく光を入れたいので、3本あった横棒を一本撤去して、残り2本を両端ギリギリにつけなおした。(ケガの功名?)
つけなおした横棒を、釘などで補強する
木工ボンドだけでもいける気もしますが、元々の造りで「ホッチキス針」が入っていたので、念のため金属を打ち込みます。
外側と内側から一本ずつ打ち込み。
わかりにくい~ごめんなさい~。
外側からは「金色釘」を、内側から打ち込むほうには「こびょう」を使用。
やれやれ、想定外なぶん余計に負担感が…。
気を取り直しましょ。
◆今回の作業BGM(バックグラウンドムービー)SUPER NATURAL シーズン5&6
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する その2
メイン部分のおもな材料
100均ダイソーの「水切りスタンド」
これなら「頑丈」だし、「光も通す」ので、条件にピッタリ!
タバサの中学の同級生で家業が製鉄所の子がいましたが、もうほんとにね、おうちが製鉄所とかガラス工房の人って実に羨ましい…(タバサ内“貴族”)。
100均ダイソーのすのこ (45×20)
フォトフレームのかわりに、100均素材で作る棚の帝王・「すのこ」を使うことに。
板の幅が太くなると、そのぶん光が入らなくなると思い、一番小さなサイズで。
すのこで作る棚は何気で頑丈らしいので、すのこの「横に渡してある木の棒(横棒)」を、そのまま棚受けに使うつもりでした。
100均ダイソーの木材
- 角棒910×3×24mm(二本組)
画像の上のほうのやつ。3ミリなのでうすっぺら。扉のフレーム用。 - 角棒910×5×12mm
画像の下のほうのやつ。
「よくわからんけど、使うことがあるかもしれない」ので買いました(タバサ工作あるある)が、結果的に買っておいてよかった…。 - 板材400×6×120mm(一つ上の画像、“ステンレス水切り”の左のやつ)
底板にします。
透明な板
扉の全面、そして側板と天板の「すのこのすき間」空間を、これでカバーします。
(瓶やフィギュアのホコリをいちいち掃除する手間をはぶきたい)
奥板にする素材(未決)
……切る作業がメンドクサイ…タイヘン…。(←ほんと工作むいてないよ、この人)
ガラス瓶やフィギュアを飾るディスプレイケースを、極力、100均素材で自作する
蚤の市戦利品
100均素材で作るディスプレイケースというと、「100均セリアのフォトフレームを使ったディスプレイケース」が鉄板かと思われますが、残念ながら今回作成するディスプレイケースは、使いたくても100均のフォトフレームが使えません。
替わりに、他の100均素材を使いたいと思います。
鉄板の「100均フォトフレーム」が使えない理由
理由その1:「とっても頑丈な棚」が必要だから。
そこで、もっと簡単に強度が出せる、別の100均素材を使うことにしました。
理由その2:奥行きは狭いが正面の面積が広いため、フォトフレームでは間に合わない
今回自作するケースの作成条件
頑丈な棚を、簡単に作ること
奥行きは狭くするが、高さと幅はある程度必要。
しかし、瓶の数は結構あるので、奥行きがない分、幅や高さがある程度は必要になる。
扉をつけなくてはならない
ディスプレイケースの中は、なるべく光が入るようにしたい
光がたくさん入った方が、ガラス瓶もフィギュアもよく見えるし、開放感があります。
↑ 今年の蚤の市の戦利品。
しかし、フォトフレームは上記の理由で使えないので、別の100均素材でなるべくこの条件のクリアを目ざします。「棚板」も、できるだけ、「光を通す」構造にする。
アンティーク調な雰囲気のディスプレイケースにしたい
(できるなら!理想!希望!)
なるべく100均素材を使う
自分の身の丈にあった製作品を、ということもありますが、高価なケースを作ってしまうと、部屋の条件変更や飽きたりして使わなくなったときに悲しくなるから。
なるべく簡単に作れるようにする
◆最もラクな方法で!
「木 + 金色(真鍮)」のモチーフを入れたい
上の画像は、5月の「東京蚤の市」でGETした「時計の振り子」。
このような「木と金色」の組み合わせいいな~としみじみ思っていたので、いま作るならそれを取り入れたいな~、と。
(こんなに美しくできないけれど)
というわけで、こういう棚を作ることにしました。
300円ボウルと100均素材で作るムーミンフィギュアのテラリウム ヘムレンさん編
何事もなかったように始めていますが、前回の「100均ミニチュア家具のリメイク」で作った家具を「さあ飾ろう!」と思ったら、“重要なパーツ”の発売日を間違えていたことに気づき、ショックで1週間寝込みました(半分ほんとう)。
ただのフィギュアなんですけれど、7月末の発売ですって。
その日まで息災に過ごせていたら、必ず飾りたいでございます。
植物採集に熱心で、男だけど常にワンピースのヘムレンさん。(切手オタクのヘムレンさんもいる)
なんかちょっとズレてるヘムレンさん。
スリーコイン容器と100均素材で作る、ヘムレンさんテラリウム
材料
- 100均ダイソーの「装飾グリーンモス」
- 100均ダイソーのフェイクモスの玉(コケ玉)←モスストーン
「モスボール」というと上の「装飾グリーンモス」の完全球体版を指すらしいので、呼称に困る。なんてったっけ?これ?
↑ お店で確認してきました、「フェイクモスストーン」と書いてありました。 - スリーコインズ(300円均一)のガラスボウル。
今回唯一の「非」100均商品。
- 山で拾ってきた木の小枝(長野県産)
冬の終わり頃に収集したので虫は大丈夫なはずだけど、念のため電子レンジでチンして、マイルドな屋外木部用の防虫塗料を塗布しました。 - 100均セリアのフェイクグリーンのミニ鉢植え。
丁度使い勝手のいい集団が寄せ植えになっていたので購入。 - 100均ダイソーの造花「フラワーパーツ(ウェディングシリーズ)」の「青い花」パック。
ウェディング用のデコレーション売り場に、「花のパック」が置いてあり、ピンク、黄色、青、緑、のシリーズがあります。
上の画像は「黄色のパック」です。
「青い花」パックを選んだのは、いまだに「アリス・イン・ワンダーランド」の蒼い森の影響が根強いためですね…。
- ヘムレンさん(ムーミン谷の住人)
ずいぶん昔の海洋堂フィギュア、moomin valleyシリーズのひとつです。
小さいけれど、クォリティ高い!
目や眉毛の「スミ入れ」が、微妙なチャコールグレイで、これが効いてる。
近所の古本屋で100円で売っていたので、今回の材料は本当にボウル以外、見事100円で収まった!
作りかた手順
- フェイクモスを敷き詰める。
お好みの量。
- フェイクモス玉を入れる。
お好みの配置で。 - 拾ってきた木の枝に、造花をくっつける
花の中心は筒状の空洞なので、パン等の袋をしばってる針金を通して、枝にくくりつけただけ~。
枯れ木も花の賑わい? - 小花をくっつけた小枝を入れる。
入れるっつうか、刺す! ぶす!
(うまく定まらず、コケ玉をいったん追い出したりした) - セリアの寄せ植えフェイクグリーンの草を入れる
フェイクグリーンのミニ鉢植えから、使いたい草をひっこぬいて移植します。
えいっとひっぱると、すぽん!と抜けました。
↑ 引っこ抜かれた残骸。ドナルドの頭に落とそうかな…。移植したところ。(あっ転げた)
- 残りの「青い花パック」の花を入れる
言わずもがなですが、すべてテキトーに入れています。
(狙って入れようとしても、だいたい思うように配置できない)
反対側から見たところ。 - ヘムレンさんを、フェイクモス玉に乗せる。
↑おしりショット
↑ 上からショット
↑ ななめ上からショット
↑ 横からショット
↑ あおりショット
↑ アップ(いいかげんにしろ)
というわけで完成。
↑ 枝が倒れ掛かってきても、まったく動ぜず研究を続けるヘムレンさん。
ヘムレンさんは、倒木なんて気にしない。